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カボチャってどんな野菜? 旬の時期や保存方法を知っておいしく食べよう

カボチャってどんな野菜? 旬の時期や保存方法を知っておいしく食べよう

カボチャは、ホクホクした食感と甘みが特徴の野菜です。サラダや煮物、スープといった料理に加えて、お菓子の材料としても活躍します。
日常的に目にする機会も多い野菜ですが、カボチャの原産地や種類などはご存じでしょうか?カボチャの種類や旬、保存方法などを知っておけば、料理作りに役立てることができます。
ここでは、カボチャがどのような野菜なのかをはじめ、選び方のポイントや保存方法などをご紹介します。


カボチャの基本

カボチャの基本

なじみ深いカボチャですが、種類や旬の時期などがよくわからないという方も多いかもしれません。ここでは、起源や種類、旬の時期など、知っていると役立つカボチャの基礎知識をご紹介します。

カボチャの名前の由来

カボチャは、ウリ科カボチャ属に分類される野菜です。β-カロテンやビタミンC、ビタミンEなど、さまざまな栄養素を含んでいます。※
世界中で栽培されていますが、原産地はアメリカ大陸とされています。コロンブスによってアメリカ大陸からヨーロッパに伝来し、世界へと広がっていきました。

日本にカボチャが伝わったのは16世紀のことで、ポルトガル人によって持ち込まれたとされています。
名前の由来には諸説ありますが、ポルトガル人の寄港地であるカンボジアからもたらされたため、「カンボジア瓜」がなまって「カボチャ」になったといわれています。

また、カボチャには「南瓜(ナンキン)」や「ボウブラ」「唐茄子(トウナス)」といった別名もあります。それぞれの名前の由来は、以下のとおりです。

南瓜:中国の南京からカボチャが持ち込まれていたため
ボウブラ:ウリ科の植物を意味するポルトガル語「abobora」から
唐茄子:唐(外国) からやって来た茄子のため

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

多くの種類があるカボチャ

カボチャは、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類に大きく分けることができます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

日本カボチャ

水分量が多く、ねっとりした食感と淡白な味わいが特徴です。煮崩れしにくいので、煮物や蒸し物にも適しています。
皮の表面には深い溝があり、全体的に凸凹とした見た目です。

西洋カボチャ

明治時代にアメリカからもたらされた品種で、現在流通しているカボチャの多くを占めています。ホクホクした食感と強い甘みが特徴です。

ペポカボチャ

ハロウィンの飾り物である「ジャックオランタン」を作る際に使う品種として有名です。多くが園芸品種ですが、ズッキーニやそうめんかぼちゃ(金糸瓜)など、食用の品種もあります。

収穫時期と異なるカボチャの旬

カボチャは、収穫時期と旬の時期が異なる点も特徴です。野菜には、収穫後しばらく保管し、追熟させることでおいしさが増す品種があります。
カボチャもその一種で、収穫時期は7~8月ですが、収穫直後のカボチャは水分量が多く甘みも少ないです。追熟によって水分が抜け、甘みも増した9~11月頃が旬にあたります。

カボチャの選び方のポイント

カボチャの選び方のポイント

カボチャをおいしく味わいたい場合は、旬だけでなく見た目の状態も確認することが大切です。流通量が多い西洋カボチャの選び方のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

カボチャの選び方のポイント

・持つとずっしりと重みがある
・皮にツヤがあり硬い
・ヘタがコルクのように乾燥している

半分や4分の1にカットされている場合は、種がしっかりと詰まっていて、肉厚で色鮮やかなものを選ぶと良いでしょう。

上手なカボチャの保存方法

上手なカボチャの保存方法

カボチャは丸ごとの状態なら長期保存に適した野菜ですが、カットしたものは保存がききません。おいしさを長持ちさせるために、保存方法のポイントを押さえておきましょう。

常温保存の場合

カットしていないカボチャは、常温で保存することができます。直射日光が当たらず風通しの良い冷暗所に置けば、2ヶ月ほどは保存可能です。

ただし、温度が高い環境だとカボチャが傷みやすくなります。気温が上がりやすい夏場は、野菜室に入れて保存するのがおすすめです。

冷蔵保存の場合

カットしたものを購入した、温度が高いといった場合は、冷蔵保存を行いましょう。水分が多く傷みやすい種やワタはしっかりと取り除いたら、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。空気が入らないように、しっかりとラップで包むのがポイントです。
冷蔵の場合、1週間ほどは保存することができます。

冷凍保存の場合

カットしたカボチャを長期保存したい場合は、冷凍するのがおすすめです。1ヶ月ほどはおいしさを保つことができます。

冷凍保存の方法

1.種とワタを取り除き、使いやすい大きさにカットする
2.小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存容器に入れて保存する

冷凍したカボチャは、凍ったまま鍋やフライパンに入れて加熱調理することができます。大きくカットした場合は火が通るのに時間がかかるので、電子レンジを使って解凍しておきましょう。

ただし、生のまま冷凍したカボチャは、どうしても生の状態に比べると食感やおいしさが落ちてしまいます。カボチャをおいしく食べたい場合は、食感が気になりにくいマッシュにして冷凍するのもおすすめです。
カボチャの冷凍や解凍方法に関しては、以下の記事も併せてご確認ください。

⇒カボチャは冷凍するのがおすすめ! おいしく食べられる冷凍保存のポイント
https://igc.co.jp/shop/pg/162/

カボチャのおいしい食べ方

カボチャのおいしい食べ方

カボチャは、和食や洋食、お菓子作りまで、幅広い用途で使うことができるのが魅力です。煮物や天ぷら、コロッケといった揚げ物に使ったり、ポタージュにしたりするのが定番といえます。
他にも、焼いたカボチャをサラダに加えたり、かき揚げにしたり、クッキーやケーキにしたりするのもおすすめです。

旬を押さえてカボチャをおいしく味わおう

日本で広く流通しているカボチャは、西洋カボチャと呼ばれる品種です。収穫時期は夏ですが、秋から冬にかけて旬を迎えます。
種類や時期によって味わいが異なるので、違いを確かめてみるのも面白いかもしれません。

また、カボチャは長期保存しやすい野菜ですが、一度でもカットすると保存性が大きく落ちてしまいます。おいしく食べるためには、保存のポイントを押さえておくことも大切です。


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