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ズッキーニってどんな野菜? 旬の時期や選び方を知っておいしく食べよう

ズッキーニってどんな野菜? 旬の時期や選び方を知っておいしく食べよう

ほのかな甘みと苦みが特徴のズッキーニ。炒め物やスープに加えておいしく食べられる、定番の夏野菜のひとつです。
しかし、ズッキーニがどのような野菜かご存じない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ズッキーニの知っておきたい基礎知識や選び方、保存方法のポイントなどをご紹介します。


ズッキーニの概要

ズッキーニの概要

ズッキーニは、幅広い料理で活躍する便利な野菜です。特徴や栄養素、旬の時期など、おいしく食べるために知っておきたい知識をご紹介します。

ズッキーニはかぼちゃの仲間

ズッキーニは、ウリ科かぼちゃ属に分類される野菜です。色や形からきゅうりの仲間と勘違いしやすいですが、実はかぼちゃの仲間にあたります。
名前はイタリア語で「小さいかぼちゃ」という意味です。

ヨーロッパでは一般的な食材として使われてきましたが、日本で食べられるようになったのは1980年代頃と、比較的新しい野菜です。
くせのない淡白な味わいで、さまざまな料理に使うことができます。皮ごと食べられる点も特徴です。

また、カリウムやビタミンC、βカロテン(ビタミンA)など、さまざまな栄養素を含んでいます。※

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

多くの種類があるズッキーニ

ズッキーニには、色や形の異なるさまざまな品種が存在します。定番は、緑色や黄色できゅうりのような形をしている品種です。
その他にも、丸型や花を食べる花ズッキーニ、円盤系のUFO型などが栽培されています。味だけでなく、見た目を楽しむことができるのも、ズッキーニの魅力です。

旬の時期はいつ?

スーパーでは年間通して見かけるズッキーニですが、おいしく食べられる旬の時期は5~9月頃とされています。種類によって異なりますが、完熟したものではなく、開花後1週間程度の未熟果を収穫して食べるのが特徴です。

大きく成長したものは、繊維質が増えて味が悪くなってしまうため、食用には適さなくなってしまいます。

新鮮なズッキーニの選び方

新鮮なズッキーニの選び方

ズッキーニを料理に使用する際は、新鮮なものの選び方を知っておく必要があります。ズッキーニの選び方のポイントは、以下のとおりです。

新鮮なズッキーニの特徴

・皮にツヤとハリがある
・太さが均一になっている
・手に持つと重みが感じられる
・ヘタの切り口がみずみずしい

切り口が変色していたり、全体的にしなびたりしているものは、鮮度が落ちている可能性があります。

ズッキーニは賢く保存しよう

ズッキーニは賢く保存しよう

ズッキーニは水分量が多いため、乾燥に弱く傷みやすい野菜です。長持ちさせるには、保存方法のポイントを押さえておく必要があります。
ズッキーニの保存方法のポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。

常温保存する場合

カット済みなど、使いかけのズッキーニは冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。ズッキーニをラップで包んだら、冷蔵庫の野菜室で保存します。空気が入らないように、ラップでしっかりと全体を包むのがポイントです。

ただし、時間が経つほど水分が抜けてしまうので、3~4日ほどを目安に食べきることをおすすめします。

冷蔵保存する場合

カット済みなど、使いかけのズッキーニは冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。ズッキーニをラップで包んだら、冷蔵庫の野菜室で保存します。空気が入らないように、ラップでしっかりと全体を包むのがポイントです。
冷蔵保存の場合、保存できる期間は4日程度が目安になります。

冷凍保存する場合

ズッキーニをすぐに使う予定がない場合は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。冷凍保存なら、3週間ほどはおいしさを保つことができます。

冷凍保存の手順

1.ズッキーニを水で軽く洗ってから、キッチンペーパーで水気を拭き取る
2.必要に応じて、角切りや輪切りなど使いやすい大きさにカットする
3.ラップでしっかりと包んだら、保存容器に入れて冷凍する

生のまま冷凍したズッキーニは、凍ったまま炒め物や煮込み料理などに使うことができます。
また、生のままではなく、焼いてから冷凍するのも良いでしょう。保存期間を1ヶ月程度に延ばせるだけでなく、冷凍庫から取り出してすぐに使えるので便利です。

ズッキーニを使ったおすすめ料理

ズッキーニを使ったおすすめ料理

味わいにくせがないズッキーニは、さまざまな料理に使えるのが魅力です。定番はラタトゥイユですが、油との相性が良いので、ソテーやフライにしてもおいしく食べられます。焼いてマリネにするのもおすすめです。スープやピザ、パスタ、カレーの具材にも適しています。

また、ズッキーニは生の状態でも食べることができます。ピクルスにしたり、スライスしてサラダやナムルに加えたりしてみるのも良いでしょう。

ズッキーニの特徴を押さえて料理に生かそう

1年間見かけるズッキーニですが、旬の時期は5~9月頃とされています。きゅうりのような見た目の品種以外にも多くの種類があるため、使い分けてみるのも良いでしょう。
また、味わいにくせがなく、油との相性も良いズッキーニは、さまざまな料理に使いやすい点も魅力です。ラタトゥイユだけでなく、スープやカレー、ナムル、ピクルスなどにチャレンジすれば、ズッキーニの楽しみ方を広げることができます。
ズッキーニの特徴を押さえて、食卓で活用してみてはいかがでしょうか。

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