パセリは冷凍すると便利！ 栄養豊富な食材を食卓に取り入れよう

パセリは、お皿に添えたり、ソースに加えたり、仕上げに振りかけたりと、料理の彩りになる便利な野菜です。栄養も豊富で積極的に食べたい野菜ですが、一度にたくさん使うのが難しいため、購入をためらってしまうこともあります。
パセリをさまざまな料理で使いたい方は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。
ここでは、パセリを冷凍するメリットや方法、冷凍したパセリの使い方などをご紹介します。

パセリは暑さや乾燥に弱く、傷みやすい野菜です。
水を入れたグラスに挿して冷蔵すれば1週間ほど風味を保てるものの、水の入れ替えが必要、冷蔵庫のスペースを取りやすいなど、保存には手間がかかります。

手軽に長期間パセリの鮮度を保ちたい方は、冷凍して保存するのがおすすめです。生のパセリに比べて風味はやや落ちますが、保存期間を1カ月程度まで延ばせます。
冷凍したパセリは手で軽くもむだけで葉が砕けるので、下ごしらえの手間もかかりません。日々の料理にパセリの香りと風味を取り入れたい方は、冷凍保存を試してみてはいかがでしょうか。

パセリの冷凍方法は、生のままとドライパセリにしてからの2通りあります。状況に応じて、それぞれの冷凍方法を使い分けるのがおすすめです。
それぞれの手順やコツは、以下のとおりです。

冷凍したパセリは、解凍せずにそのまま使うことができます。そのままサラダに加えたり、スープに加えて加熱したりと、さまざまな方法で使えて便利です。
手で軽くもむだけで細かく砕けるので、パスタやスープに振りかけるのも良いでしょう。彩りになるだけでなく、パセリに含まれる栄養も簡単に料理にプラスできます。

ただし、冷凍と解凍を何度も繰り返すと、品質の劣化につながります。使用する分だけを素早く取り出し、残りはすぐ冷凍庫にしまうことが大切です。

パセリの特徴的な香りは、時間が経つと弱まってしまいます。料理に香りを生かすには、新鮮なパセリを購入することが大切です。
新鮮なパセリを選ぶ際の見分け方として、次の3つのポイントを覚えておきましょう。

・葉先が細かく縮れている
・葉の色が濃く鮮やかである
・茎がみずみずしい

反対に、葉が変色や乾燥しているパセリは、鮮度が落ちている可能性が高いです。そのようなパセリを選ぶのは避けることをおすすめします。

豊富な栄養が含まれているパセリですが、一度にたくさん消費するのが難しい食材でもあります。冷蔵だと日持ちしないので、手を出しにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、冷凍保存を活用すれば、パセリは簡単に長期間保存できるようになります。冷凍したパセリは手でもむだけで砕けるので、切らずに使える点もメリットです。
さまざまな料理に使えて栄養豊富なパセリを、冷凍で常備してみてはいかがでしょうか。