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栄養豊富なモロヘイヤを料理に生かそう! 保存方法や食べ方のコツ

栄養豊富なモロヘイヤを料理に生かそう! 保存方法や食べ方のコツ

独特のぬめりを持つモロヘイヤは、スムージーやおひたし、スープなどでおいしく食べられる、定番の夏野菜のひとつです。栄養価が高いことでも有名ですが、具体的にはどのような栄養が含まれているのでしょうか。
ここでは、モロヘイヤの旬や栄養素、選び方、おいしさを保つ保存方法などをご紹介します。


モロヘイヤってどんな野菜?

モロヘイヤってどんな野菜?

独特の粘り気や癖のない味わい、豊富な栄養で人気を集めているモロヘイヤ。旬や含まれている栄養素を知れば、今よりも上手に料理に使えるようになるでしょう。
まずは、モロヘイヤの基礎知識をご紹介します。

原産は暖かい地域

モロヘイヤは、北アフリカまたはインドが原産地とされる、アオイ科ツナソ属の緑黄色野菜です。シマツナソ(縞綱麻)やタイワンツナソ(台湾綱麻)と呼ばれることもあります。

エジプトでは非常に古くから食されている野菜で、病に伏した王様がモロヘイヤのスープを飲んで治ったという逸話から、野菜の王様とも称されています。
世界的には歴史の古いモロヘイヤですが、日本で食べられるようになったのは1980年代のことです。栽培が簡単で栄養価も高いことから、導入後すぐ全国に普及しました。

暖かい地域が原産で、生育にはある程度の気温が必要なため、日本では6~8月頃に旬を迎えます。

高い栄養価が特徴

育てやすいだけでなく、栄養価が高い点も、モロヘイヤの魅力のひとつです。β-カロテン(ビタミンA)やカルシウムの含有量は野菜の中でも特に多く、その他にもビタミンBやビタミンC、ビタミンE、食物繊維、葉酸、カリウムなどを含んでいます。※

鮮度の良いモロヘイヤの選び方

鮮度の良いモロヘイヤの選び方

モロヘイヤの栄養を余すことなく摂取するには、鮮度の良いものを選ぶことが大切です。新鮮なモロヘイヤの見分け方をご紹介するので、買い物時の参考にしてみてください。

鮮度の良いモロヘイヤの特徴

・葉がみずみずしく、ハリがある
・濃い緑色で、葉先が変色していない
・茎に弾力がある

葉がしなびているもの、茎の切り口が変色しているものは鮮度が落ちているため、避けることをおすすめします。

モロヘイヤのおいしさを保つには?

モロヘイヤのおいしさを保つには?

モロヘイヤのおいしさや栄養を保つには、鮮度の良いものを選ぶだけでなく、正しい方法で保存することも大切です。モロヘイヤを保存する時のコツを、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。

冷蔵する場合

モロヘイヤは乾燥に弱い野菜です。そのまま保存すると、葉から水分が蒸発してすぐにしなびてしまいます。
冷蔵保存の時は、ぬらしたキッチンペーパーで茎を包んでおきましょう。キッチンペーパーが乾いたら、新しいものに交換してください。
この方法で冷蔵したモロヘイヤは、2日ほど保存できます。

冷凍する場合

購入したモロヘイヤをすぐに食べる予定がない時は、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍することで、保存期間を1カ月ほどに延ばせます。

茹でてからでも、生のままでも冷凍できますが、下茹でしておくと解凍後すぐ調理できて便利です。
また、新鮮なうちに茹でておくことで、食感を保ちやすくなります。

モロヘイヤは葉と茎の部分で茹で時間が変わるので、切り分けて別々に塩茹でするのがおいしく冷凍するコツです。茹で終わったら冷水に入れて粗熱を取り、キッチンペーパーで水気を拭き取った後に冷凍庫に入れて保存します。

下茹でしてから冷凍したモロヘイヤを使う時は、冷蔵庫に移して自然解凍するか、解凍せずにそのまま加熱調理を行いましょう。
生のまま冷凍したものは、一度茹でてから調理すると、苦みを抑えられます。

モロヘイヤのおいしい食べ方は?

モロヘイヤのおいしい食べ方は?

モロヘイヤは味わいの癖が少なく、幅広い方法でおいしく食べられるのが魅力です。おひたしにするのが定番ですが、スープやスムージー、天ぷら、炒め物などに使うのも良いでしょう。
この時、短時間でさっと茹でるようにすると、水溶性の栄養を逃がしにくくなります。

モロヘイヤの種子やさやには強心作用を持つ成分が含まれていますが、収穫期の葉や茎には含まれない成分なので、市販のモロヘイヤを使う時はあまり気にする必要はありません。
ただし、家庭菜園で育てたモロヘイヤを料理に使いたい時は、収穫時期に注意したうえで、種子やさやが混ざらないようにしましょう。

モロヘイヤでおいしく栄養を摂取しよう

モロヘイヤでおいしく栄養を摂取しよう

モロヘイヤは、野菜の中でもトップクラスの栄養を含んでいる野菜です。癖も少ないので、さまざまな料理で、おいしく栄養を摂ることができます。

ただし、乾燥に弱く鮮度が落ちやすい野菜なので、保存方法には注意が必要です。冷蔵保存もできますが、すぐに食べる予定がない時は冷凍することをおすすめします。
モロヘイヤを食卓に取り入れて、おいしく栄養を摂取してみてはいかがでしょうか。


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