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キャベツへの理解を深めよう! 料理に使える季節ごとの特徴の違い

キャベツへの理解を深めよう! 料理に使える季節ごとの特徴の違い

キャベツは、炒め物や煮物、サラダ、お漬物など、さまざまな楽しみ方ができる便利な野菜です。1年中スーパーで見かけますが、季節ごとに細かな味わいや食感は異なるため、それぞれの違いを知っておくと料理を作る際に役立ちます。
ここでは、身近な野菜であるキャベツの基礎知識や新鮮なキャベツの見分け方、保存方法のコツなどをご紹介します。


キャベツはどんな野菜?

キャベツはどんな野菜?

年間通してよく目にするキャベツですが、含まれている栄養や具体的な旬などをご存じでしょうか。キャベツについて詳しく知っておけば、よりおいしく料理を作れるようになります。
キャベツの基礎知識についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

最初のキャベツは丸くなかった?

キャベツは、白菜やブロッコリーなどと同じく、アブラナ科に属する野菜です。ビタミンAやビタミンC、ビタミンUなどのビタミンが含まれています。※
原産地はヨーロッパの地中海で、日本には江戸時代に伝来しました。当初は観賞用の植物として栽培されていて、一般的に食べられるようになったのは明治時代以降です。

また、キャベツは葉が何重にもなって丸まる「結球性」を持っているのが特徴です。昔のキャベツは丸まっていませんでしたが、現在は品種改良により、丸く結球したものが主流になっています。

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
東北農政局「キャベツ」
https://www.maff.go.jp/tohoku/monosiritai/syokutaku/kyabetu.html

年に3回あるキャベツの旬

キャベツの旬は、春、夏、冬の3回に大きく分けることができます。年間通して見かけるため、旬を感じにくい野菜ですが、それぞれの特徴を覚えておくと料理に役立ちます。

3~5月頃が旬の「春キャベツ」は葉の巻きがゆるく、みずみずしさや柔らかさがあるので、生食に適しているのが特徴です。

7~8月頃が旬の「夏キャベツ」は、巻きはしっかりしつつも、柔らかい食感を残しています。甘みがあり水分も多いため、生でも加熱調理でもおいしく食べられるのが魅力です。

1~3月頃が旬の「冬キャベツ」は、葉肉が厚く巻きもしっかりしています。煮崩れしにくいため、ロールキャベツやスープ、炒め物など、火を通して食べるのがおすすめです。

新鮮なキャベツを見分ける方法

新鮮なキャベツを見分ける方法

キャベツをはじめ、野菜は鮮度が大切です。新鮮なキャベツを見分ける方法も知っておく必要があります。
旬の季節別の、新鮮なキャベツの見分け方は、以下のとおりです。

春キャベツの見分け方

・葉の巻きがゆるく、隙間がある
・鮮やかな緑色で、全体的にツヤやハリがある

夏キャベツの見分け方

・葉にみずみずしさがある
・巻きがしっかりしている

冬キャベツの見分け方

・葉の巻きがしっかりしていて、隙間がない
・持った時に重さや硬さを感じる

また、キャベツの芯も確認しておきましょう。鮮度が落ちたキャベツは、芯の部分に変色が見られます。白色でみずみずしい切り口のキャベツを選ぶのがポイントです。

春キャベツを使った定番料理

春キャベツを使った定番料理

キャベツはさまざまな料理に使うことができますが、水分量が多く葉も柔らかい春キャベツは、生食するのに適しています。サラダやコールスローにして食べたり、千切りにして料理の付け合わせにしたりすると良いでしょう。
キャベツと同じく春が旬のアスパラガスと合わせて、ロールサラダにするのもおすすめです。
他にも、あさりと一緒に酒蒸しにしても、おいしく食べることができます。

キャベツを長持ちさせる保存方法

キャベツを長持ちさせる保存方法

キャベツは鮮度が落ちやすいうえに、1玉買うと余らせてしまうことが多いはずです。長持ちさせるために、上手な保存方法も押さえておきましょう。
キャベツを保存する際のコツを、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。

冷蔵する場合

キャベツは、収穫後も芯が葉の水分を吸収して成長を続けます。キャベツを1玉丸ごと冷蔵する場合は、早めに芯を取り除いておくことがポイントです。

芯を取り除いた後に、水で濡らしたキッチンペーパーを詰め、ポリ袋に入れてから冷蔵すると、鮮度を保つことができます。芯を取り除くのではなく、爪楊枝を3本ほど刺す方法でも、キャベツの成長を抑えられます。
冷蔵庫内のスペースが限られていて、常温保存する場合も、芯を取り除いてから冷暗所で保存しましょう。

カットしたキャベツを冷蔵する場合は、切り口を濡らしたキッチンペーパーで包んでから、保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。この時、切り口を下側に向けると鮮度を保ちやすくなります。

冷凍する場合

キャベツを長期間保存したい場合は、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍すれば、1ヶ月程度は鮮度を保つことができます。
生のままでも、加熱してからでも冷凍できるので、用途に応じて使い分けるようにしましょう。

生のまま冷凍する場合

生のまま冷凍する場合は、使いやすい大きさにカットしてから水気を切り、保存容器に入れて冷凍します。解凍後は水分が抜けてしんなりするので、和え物や炒め物に使うのがおすすめです。

千切りや細切りなど、細かく切ったキャベツを冷凍したい時は、塩もみしてから冷凍すると、食感を保ちやすくなります。

加熱してから冷凍する

加熱してから冷凍するのもおすすめです。軽く茹でることでカサが減るので、冷凍庫のスペースを取りにくくなります。
スープや煮物など、加熱調理に使うのがおすすめです。

キャベツの冷凍方法については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、併せてご確認ください。

⇒キャベツの冷凍保存は時短にも便利! おいしく長持ちさせるコツ
https://igc.co.jp/shop/pg/104/

キャベツの旬や保存方法を知ってより楽しもう

1年間スーパーで見かけるキャベツですが、旬の時期が3回あり、それぞれ食感や味わいの特徴が異なります。季節ごとの違いを知っていれば、キャベツを使ってよりおいしく料理を作ることができるでしょう。

また、春キャベツと夏・冬キャベツで選び方のポイントが異なります。購入する際は、季節ごとの見分け方も覚えておくと便利です。
ご紹介した選び方や保存方法を参考に、キャベツを有効活用してみてはいかがでしょうか。


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