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ししとうの長期保存には冷凍がおすすめ
ししとうは、中南米が原産の夏野菜で、寒さや乾燥に弱いです。保存に適した温度は8~10℃程度とされていて、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして食感や味が劣化することがあります。冷蔵しても、保存期間は3日程度しかありません。
冷蔵室に比べると温度が高い野菜室に保存しても劣化が進みやすいため、注意が必要です。
一方で、冷凍保存すれば、1ヶ月ほど保存できるようになります。大量に余らせてしまったししとうを長期保存したい場合は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。
ただし、冷凍しても時間の経過と共に鮮度は落ちていきます。1ヶ月はあくまでも目安と考え、早めに食べ切ることを心がけましょう。
ししとうを冷凍する際のポイント
ししとうを長期間冷凍保存するためには、いくつかポイントを押さえておくことが大切です。
ししとうを冷凍する際のポイントを、2つご紹介します。
茎の部分をカットする
ししとうを冷凍すると、茎の部分が硬くなります。冷凍する前に、茎をカットしておきましょう。断面から酸化が進んで傷みやすくなるので、ヘタは残しておくのがポイントです。
また、中の種は取り除かずそのままにしておいて問題ありません。
ししとうに穴をあけておく
ししとうは中が空洞になっているため、加熱調理の際に中の空気が膨張して破裂することがあります。冷凍前か解凍前のいずれかで、爪楊枝や竹串で小さな穴をあけたり、包丁で切り込みを入れたりしておくことも大切です。
冷凍したししとうは硬いので、冷凍前に下処理として済ませておくことをおすすめします。
ししとうを冷凍する手順
ご紹介したポイントを踏まえて、ししとうを冷凍する手順を確認しておきましょう。
ししとうを冷凍する手順
1.ししとうを洗い、キッチンペーパーで水気を取る
2.ヘタを切り落とす
3.爪楊枝や竹串、包丁などで、小さな穴をあける
4.重ならないように保存容器に入れたら、冷凍庫で冷凍する
ラップで包んだり密閉容器を使ったりして、できるだけ空気に触れないようにして、酸化を防ぐことがポイントです。
また、熱伝導率に優れた金属製のトレーを使って、素早く冷凍することを心がけると、鮮度を保ちやすくなります。冷凍庫に急速冷凍機能がある場合は、それを活用するのも良いでしょう。
調理の際は解凍せずにそのまま使おう
冷凍したししとうは、凍った状態のまま加熱調理するのが基本です。冷凍したししとうを自然解凍すると、水分が出て食感や風味が悪くなってしまいます。
解凍して使いたい場合は、完全に解凍するのではなく、半解凍の状態で使うと良いでしょう。半解凍の状態なら、カットも簡単に行えます。
新鮮なししとうや辛いししとうの見分け方
上手に冷凍できたとしても、ししとうが傷み始めていては鮮度を保つことができません。ししとうの鮮度を保つためには、新鮮なししとうを見分けることも重要です。
新鮮なししとうの特徴
・表面にツヤがある
・黒や茶色に変色しておらず、鮮やかな色味をしている
・シワがなく、皮にハリがある
また、ししとうの中には、まれに辛いものが混じっていることがあります。極端に細い、丸みを帯びているなど、形がいびつなものは辛い可能性が高いので、苦手な方はあらかじめよけておきましょう。
ししとうの冷凍保存におすすめ! iwakiの冷凍保存容器
ししとうの冷凍には、iwakiの保存容器を使用するのがおすすめです。ここからは、iwakiで取り扱っているおすすめの保存容器をご紹介します。
パック&レンジ
保存容器だけでなく、食器や調理道具としても使えるアイテムです。フタをしたままでも電子レンジにかけることができます。
容量1Lの深型は、食器や作り置きのおかずを保存する用途でも使いやすく便利です。
パック&レンジ(Shinzi Katohシリーズ)
デザイナーとして活躍している、シンジカトウのデザインが側面にあしらわれたパック&レンジです。可愛らしいデザインの容器が、食卓を明るく彩ります。
NEW パック&レンジ
パック&レンジとはフタのデザインが異なり、開閉がソフトな仕様です。フタを外せばオーブンでの加熱にも対応しています。
また、におい移りに強い容器なので、独特の香りを持つししとうの保存にも最適です。
密閉パック&レンジ
フタについたバルブで簡単に密閉できる、密閉性に優れた保存容器です。においが容器から漏れにくく、においの強い食品の保存にも適しています。
密閉容器ながら、フタをしたまま電子レンジで加熱できる点も魅力です。
密閉パック&レンジ(幅広)
シリコン製のパッキンで高い密閉度を保つことができます。フタについた白いバルブを押すだけで、簡単に密閉できます。
スタッキングできるので、冷蔵庫内の場所を取りにくい点も魅力です。
パックぼうる
フタがついていて、冷蔵庫や冷凍庫内で重ねて収納できるボウルです。冷凍庫内のスペースを有効活用することができます。
また、調理道具としても使いやすいので、ししとうを保存する際はもちろん、料理を作る際にも活躍します。
ししとうの長期保存には冷凍を活用しよう
乾燥に弱く傷みやすいししとうですが、冷凍保存なら長期間保存できるようになります。解凍せずに加熱調理できるため、下ごしらえの手間がかからない点も魅力です。
ただし、冷凍しても食感や風味が変わってしまう恐れはあります。保存期間はあくまでも目安として考え、できるだけ早めに使い切ることを心がけましょう。
すぐに使い切れないししとうは、ご紹介した内容を参考に、冷凍保存を活用することをおすすめします。
ほのかな苦みが特徴のししとうは、副菜やおつまみとしておいしく食べられる、あると便利な野菜です。しかし、使い道が限られやすいため、使い切れずに腐らせてしまった経験を持つ方も多いかもしれません。
余ったししとうを長持ちさせるためには、冷凍保存を活用するのがおすすめです。
ここでは、ししとうを冷凍保存する際のポイントや手順、冷凍したししとうの使い方などをご紹介します。