目次
ぶなしめじの特徴
ぶなしめじはさまざまな料理に合わせやすいため、日常的によく使うという方も多いでしょう。
ぶなしめじの特徴を知って、おいしい料理作りにお役立てください。
癖がない味わいで使いやすいのが特徴
ぶなしめじは、シメジ科シロタモギタケ属に属するきのこです。食感が良く味わいに癖もないので、幅広い料理に合わせることができます。
広く出回っているぶなしめじは人工栽培されたものなので、1年中食べることができますが、天然物は9~11月頃が旬に当たります。
しめじは、漢字で「湿地」または「占地」と書きます。これは、湿地に生えることや、地面にたくさん生えることが理由です。
「しめじ」として流通しているきのこの種類
「しめじ」という名前で流通しているきのこには、ぶなしめじ以外にも、本しめじやヒラタケといった種類があります。それぞれの特徴は、以下のとおりです。
ぶなしめじ
一般的に「しめじ」と呼ばれるきのこは、人工栽培されたぶなしめじです。ブナの木に生えることから、ぶなしめじと名前がつきました。
本しめじ
カサがふっくらしており、全体的に大きな見た目をしています。シメジ科シメジ属で、ぶなしめじとは別の品種です。
「香り松茸、味しめじ」といわれることもあるほど、非常に強いうまみを持ちます。
ヒラタケ
灰色で、名前通りカサが平たい見た目をしています。淡白な味わいと穏やかな香りで、さまざまな料理に合わせやすいのが魅力です。
上記以外には、茶色いぶなしめじを品種改良した、白い品種も存在します。通常のぶなしめじよりも、甘みが強いのが特徴です。
実は栄養も豊富
多くのきのこ類と同様に、ぶなしめじは低カロリーで食物繊維が豊富です。
食物繊維以外の栄養は少ないとイメージしている方もいらっしゃるかもしれませんが、その他にもカリウムやマグネシウム、リン、鉄、葉酸、ビタミンDといった栄養素を含んでいます。※
※出典:文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
ぶなしめじの選び方のコツ
ぶなしめじをはじめ、きのこ類は基本的に日持ちしません。新鮮なものを選ぶために、選び方のポイントを覚えておきましょう。
新鮮なぶなしめじの特徴
・小ぶりで、カサが開きすぎていない
・ハリや弾力がある
・軸が硬く短い
カサの大きさや色で、味に大きな違いは出ません。
弾力がなく柔らかいものは、鮮度が落ちて悪くなっているため避けた方が良いでしょう。
ぶなしめじの保存方法
ぶなしめじのおいしさを保つには、正しい方法で保存することが大切です。
ここからは、ぶなしめじの保存方法のコツを、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。
冷蔵する場合
きのこを保存前に水洗いすると食感が悪くなったり、傷んだりする恐れがあります。水洗いは避け、湿らせたキッチンペーパーなどで軽く拭き取る程度に留めてください。
冷蔵する際は、パックのままか、キッチンペーパーで包んで保存容器に入れたら、冷蔵庫で保存します。水気が付いていると傷みやすくなるので、しっかり拭き取ることを心がけましょう。
保存期間の目安は3日~1週間程度ですが、できるだけ早めに食べ切ることをおすすめします。
冷凍する場合
長期間保存したい方は、冷凍庫に入れて冷凍しましょう。きのこ類は冷凍するとうまみや香りが高まるとされているので、おいしく食べられる点もメリットです。
石づきを落として使いやすい大きさにほぐしたら、生のまま保存容器に入れて冷凍してください。
また、冷凍したしめじを自然解凍すると水分が出てしまい、食感や風味が損なわれてしまいます。凍ったまま加熱調理するのが、うまみを逃がすことなく、おいしく食べるコツです。
ぶなしめじの使い方/h2>
癖の少ない味わいと食感の良さから、和洋中を問わずさまざまな料理に使えるのがぶなしめじの魅力です。炒め物や汁物、あえ物、揚げ物など、さまざまな方法でおいしく食べることができます。
歯応えの良さを生かすために、加熱のし過ぎは避けるのがポイントです。
また、保存する時と同様に、水洗いすると風味が落ちてしまいます。軽く拭き取る程度に留めるか、汚れが気にならないのであればそのまま料理に使うと良いでしょう。
ぶなしめじのうまみを料理に生かそう
スーパーなどで見かけるぶなしめじは、人工栽培されたものなので、年間通して手に入れることができます。うまみが強く癖は少ないので、さまざまな料理に使いやすい点も魅力です。
ただし、日持ちしない食材なので、おいしく食べるには正しい選び方や保存方法を覚えておく必要があります。ご紹介した内容を生かして、ぶなしめじを使ったおいしい料理作りにチャレンジしてみてください。
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癖の少ない味わいと食感の良さから、和洋中を問わずさまざまな料理に使えるのがぶなしめじの魅力です。炒め物や汁物、あえ物、揚げ物など、さまざまな方法でおいしく食べることができます。
歯応えの良さを生かすために、加熱のし過ぎは避けるのがポイントです。
また、保存する時と同様に、水洗いすると風味が落ちてしまいます。軽く拭き取る程度に留めるか、汚れが気にならないのであればそのまま料理に使うと良いでしょう。
スーパーなどで見かけるぶなしめじは、人工栽培されたものなので、年間通して手に入れることができます。うまみが強く癖は少ないので、さまざまな料理に使いやすい点も魅力です。
ただし、日持ちしない食材なので、おいしく食べるには正しい選び方や保存方法を覚えておく必要があります。ご紹介した内容を生かして、ぶなしめじを使ったおいしい料理作りにチャレンジしてみてください。
しめじは、炊き込みご飯や炒め物、スープなど、多くの料理で活躍する食材です。和洋中とジャンルを問わずに使いやすい食材なので、含まれている栄養や選び方、保存方法などを覚えておくと、料理をよりおいしく作る役に立ちます。
ここでは、日常生活でも使うことが多い、ぶなしめじの特徴をご紹介します。