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鍋料理の定番! 春菊を知っておいしい料理に役立てよう

鍋料理の定番! 春菊を知っておいしい料理に役立てよう

冬になると食卓に出る機会が多くなる春菊。独特の風味と鮮やかな緑色が特徴的な、鍋料理やすき焼きには欠かせない野菜のひとつです。
しかし、冬に見ることが多い野菜にもかかわらず、なぜ「春の菊」という漢字なのでしょうか。
ここでは、春菊の旬の時期や含まれている栄養、新鮮な春菊の選び方などをご紹介します。


春菊の豆知識

春菊の豆知識

春菊といえば冬を代表する野菜のひとつですが、なぜ名前に「春」がつくのでしょうか。
春菊の名前の由来や、含まれている栄養素といった豆知識についてご紹介します。

旬は冬なのに名前が「春菊」なのはなぜ?

冬になると鍋料理やすき焼きに多く使われることからもわかるように、春菊は冬に旬を迎えます。
旬は冬なのに名前が「春菊」なのは、春になると黄色い花が咲き、葉の形は菊に似ているのが由来です。関西地方では「菊菜(キクナ)」とも呼ばれます。

多く出回っているのは中葉種と呼ばれる品種ですが、関西以西では大葉種が好まれており、サラダ用品種もあるなど、さまざまな品種が栽培されています。

原産地はヨーロッパの地中海沿岸地域で、日本には戦国時代頃に明(中国)から伝わってきました。ヨーロッパでは花を観賞する用途で栽培されていて、食用としているのは日本をはじめとした東アジア地域に限られます。

高い栄養価が魅力

緑黄色野菜に分類される春菊は、栄養を豊富に含んでいるのも特徴です。
具体的には、β‐カロテン(ビタミンA)や葉酸、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維といった栄養が含まれています。β-カロテンの含有量は、小松菜やほうれん草といった緑黄色野菜よりも豊富です。※
豊富な栄養を含むため、古くから漢方薬の原料としても珍重されています。

※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

新鮮な春菊の選び方のコツ

新鮮な春菊の選び方のコツ

栄養が豊富で食材の彩りにもなるなど、使い勝手の良い春菊ですが、葉が傷みやすい野菜でもあります。選ぶ際は、以下の点を確認しておきましょう。

新鮮な春菊の選び方

・葉の先までハリがあり、全体的に濃い緑色をしている
・香りが強くみずみずしい
・茎は太すぎず、適度に柔らかい

香りが強く、葉が根元から密集している春菊ほど新鮮です。葉が黄色に変色していたり、しおれかかったりしているものは、鮮度が落ちているので避けましょう。
茎は細めの方が柔らかいため、おいしく食べることができます。

また、葉の切れ込みが深いほど香りは強くなるとされています。調理法や好みに応じて、切れ込みの深さも確認してみてください。

春菊の正しい保存方法

春菊の正しい保存方法

前述したとおり、春菊は傷みやすい野菜です。乾燥に弱く、そのままではすぐに鮮度が落ちてしまいます。
基本的には長期保存は避けて、できるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。どうしても使い切れずに余った時は、以下の方法で保存しましょう。

冷蔵のポイント

春菊は冷蔵庫内で保存するのが基本です。変色したり、しおれたりする原因になるので、常温保存は避けてください。
葉が乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーで包んだら、保存容器やポリ袋に入れ、野菜室に立てるように冷蔵保存します。冷蔵の場合、保存できる期間の目安は1週間ほどです。

冷凍のポイント

すぐに使い切れない時は、冷凍保存するのがおすすめです。冷凍なら、1カ月程度は鮮度を保つことができます。

冷凍する際は、食べやすい大きさに切って水気を拭き取ったら、保存容器に入れて冷凍庫にしまいます。茎の太い部分は火の通り方が異なるので、別々にして保存すると料理の時に便利です。
風味や食感をできるだけ保ちたい方は、下茹でしてから冷凍すると良いでしょう。

冷凍した春菊は、鍋や汁物といった加熱する料理なら、解凍せずにそのまま使うことができます。おひたしやあえ物にしたい時は、自然解凍するか、電子レンジで軽く解凍してから使いましょう。
冷凍や解凍については、以下のページで詳しくご紹介しているので、併せてご確認ください。

⇒春菊は冷凍保存できる? 冷凍するコツや新鮮な春菊の選び方とは
https://igc.co.jp/shop/pg/1115/

鍋以外の料理に使うのもおすすめ

鍋以外の料理に使うのもおすすめ

春菊の定番の使い方といえば、鍋やすき焼きを思い浮かべる方は多いでしょう。葉の部分は繊維質が少なく柔らかいので、アクの少ない品種ならサラダにしてもおいしく食べられます。
茎の部分は、おひたしやお味噌汁の具材として使うのもおすすめです。

また、春菊は加熱するほど特有の苦みが強くなります。春菊の風味が苦手な方は、加熱する時間を短くする、油で炒める、マヨネーズとあえるなど、苦みを和らげる方法を試してみてください。

栄養豊富な春菊をいろいろなレシピで味わおう

栄養豊富な春菊をいろいろなレシピで味わおう

冬になると鍋料理やすき焼きなどで活躍する春菊は、豊富な栄養を含んでいるのが魅力の野菜です。独特の苦みが苦手な方は、加熱時間を短くするなどの工夫を行いましょう。

また、鍋料理が定番ですが、サラダやおひたし、あえ物などにしてもおいしく食べることができます。いろいろなレシピで、春菊を味わってみてはいかがでしょうか。


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