実は、カボチャは冷凍できる野菜なので、すぐに使わない分は冷凍保存しておくのがおすすめです。
ここでは、カボチャを冷凍保存する方法や、おいしく解凍するコツなどをご紹介します。
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カットしたカボチャは冷凍するのがおすすめ
カットされていない丸ごとのカボチャは、長期保存に適した野菜です。直射日光が当たらず風通しの良い冷暗所なら、最大2ヶ月程度は保存できます。
しかし、一度でもカットしてしまうと保存は効きません。冷蔵庫で4日程度が保存できる期間の目安です。
スーパーなどで市販されているカボチャは何等分かにカットされたものがほとんどなので、基本的には日持ちしないものと考えておきましょう。
初めからカットされていたり、一度で使い切れなかったりしたカボチャは、冷凍保存するのがおすすめです。生のまま、調理済みに関わらず、冷凍すれば1ヶ月程度は保存できます。
保存する際は種を取るのがポイント
カボチャのわたや種の部分には、水分が多く含まれています。カボチャが傷んだり変なにおいが発生したりする原因になるので、買ってきたらすぐに取り除くようにしましょう。
冷凍保存だけでなく、カットカボチャを冷蔵保存する際も、わたと種をしっかり取り除くのがポイントです。
カボチャを冷凍保存する方法
わたと種をしっかりと取り除けば、カボチャは比較的簡単に冷凍できる野菜です。
カボチャを冷凍保存する方法を、2つご紹介します。
生のまま冷凍する
生のまま冷凍したカボチャは、解凍せずに凍ったまま料理に使うことができます。
事前に使いやすい大きさにカットしておけば、解凍後すぐに調理できて便利です。
カボチャを生のまま冷凍する方法
1.カボチャのわたと種を、スプーンなどを使って取り除く
2.余計な水気をしっかりとふき取る
3.使いたい料理に合わせて、適当な大きさにカットする
4.小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存容器に入れて保存する
カボチャの切り方は、料理に合わせて使い分けるのがおすすめです。
例えば、煮物なら角切り、炒め物や天ぷらならくし切りにしておくと、調理にかかる手間を減らせます。
時間があるならマッシュするのがおすすめ
生のまま冷凍したカボチャは、さまざまな料理に使えて便利ですが、冷凍しないで食べる場合に比べると食感やおいしさが落ちてしまいます。
できるだけカボチャのおいしさを保ちたい方は、食感が気になりにくいマッシュにしてから冷凍するのがおすすめです。
マッシュにして冷凍しておけば、コロッケや離乳食なども手早く作ることができます。
加熱してから冷凍する方法
1.わたと種を取ったカボチャを、適当な大きさにカットする
2.カボチャを鍋で茹でるか、電子レンジで加熱する
3.カボチャが滑らかになるまでマッシュする
4.ラップで小分けにして、保存容器に入れて保存する
マッシュせずに、加熱したカボチャの粗熱を取ってから冷凍することもできます。
また、炒め物など、調理済みのカボチャも粗熱を取れば冷凍保存可能です。
冷凍したカボチャの解凍方法
冷凍したカボチャは、基本的に凍ったまま料理に使って問題ありません。煮物やスープ、ポタージュなどにする場合は、そのまま鍋に入れて火を通しましょう。
ただし、厚く切っておいたカボチャの場合、凍ったままだと火を通すのに少し時間がかかります。炒め物など短時間でさっと火を通したい料理の場合は、電子レンジを使って軽く解凍しておくのがおすすめです。
また、香りの強いスパイスや蜂蜜を加えると、解凍時の気になるにおいを軽減できます。
カボチャの冷凍保存に便利なiwakiの保存容器
カボチャの冷凍保存には、iwakiの保存容器がおすすめです。
耐熱ガラス製で電子レンジ加熱に対応しているので、冷凍庫から取り出したカボチャを、そのまま電子レンジで解凍できます。
iwakiで取り扱っている、冷凍対応の保存容器をご紹介します。
パック&レンジ
食器や調理道具としてもおしゃれに使える、便利な保存容器です。
フタをしたまま電子レンジで加熱可能なので、冷凍庫から取り出したカボチャをすぐに解凍できます。
パック&レンジ(Shinzi Katohシリーズ)
デザイナーとして活躍している、シンジカトウのデザインがあしらわれているパック&レンジです。
可愛らしいデザインとカボチャのきれいな黄色で、食事の時間を明るく彩ることができます。
NEW パック&レンジ
フタの開閉が柔らかくなったパック&レンジです。
におい移りや変色に強いうえに、フタと本体はどちらも食洗機に対応。清潔に使い続けることができます。
密閉パック&レンジ
フタに付いたバルブを使って簡単に密閉できる、密閉性の高い保存容器です。においや液が漏れにくいので、煮物やにおいが強い料理の保存にも適しています。
また、密閉容器ながらフタをしたままでも電子レンジ調理が可能です。
密閉パック&レンジ(幅広)
シリコン製のパッキンで、高い密閉度を保てる密閉容器です。フタについたバルブを押すだけで密閉できます。
パックぼうる
フタが付いていて、ラップなしで食材を保存できるボウルです。冷蔵庫や冷凍庫内で重ねて収納できるため、縦のスペースを有効活用できます。
また、保存容器としてもボウルとしても使えるアイテムなので、加熱したカボチャをマッシュする際にも便利です。
カットしたカボチャは冷凍保存で長持ちさせよう
カボチャは丸ごとなら長持ちするものの、一度カットしてしまうと日持ちしなくなります。
使いきれなかったり、あらかじめカットされたカボチャを買ったりした場合は、冷凍保存しておくのがおすすめです。わたと種をしっかりと取り除いておけば、長期間おいしく保存できます。
ご紹介した冷凍方法や保存容器を活用して、カボチャをおいしく長持ちさせましょう。
煮物や炒め物、ポタージュなど、幅広い料理においしく使えて便利なカボチャ。栄養も豊富で、寒い時期に食べたくなる野菜のひとつです。
しかし、一度に使い切れず、ダメになって捨ててしまったことがある方も多いのではないでしょうか。