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春夏秋冬の代表的な野菜の種類。選び方や保存の仕方と併せてご紹介

春夏秋冬の代表的な野菜の種類。選び方や保存の仕方と併せてご紹介

食べ物には、おいしく食べることができる「旬」が存在します。日頃食べている野菜も、旬の季節を知れば、よりおいしく料理を作ることが可能です。
しかし、スーパーなどで年間通して出回る野菜も多く、旬がいつなのかわかりにくいのも事実です。
ここでは、季節ごとに代表的な野菜の種類と、簡単な特徴をご紹介します。


春野菜の種類と特徴

春野菜の種類と特徴

春に旬を迎える春野菜は、山菜をはじめ独特の苦みや香りを持つものが多いです。通年出回る野菜の場合も、春先はみずみずしさや甘さを感じることができます。
代表的な春野菜の種類とそれぞれの特徴は、以下の通りです。

アスパラガス

アスパラガスには、緑色のグリーンアスパラガスと白色のホワイトアスパラガスがありますが、どちらも品種は同じです。栽培の過程で、発芽後に盛り土をして日光を当てないように育てると、ホワイトアスパラガスになります。
軽く茹でてサラダにしたり、炒め物やスープの具として使ったりと、幅広い料理で楽しめるのが魅力です。切らずに丸ごと茹でるようにすると、栄養を逃さずに食べられます。

選び方・保存方法

穂先がしまっていて茎が太く、緑色が濃いものを選ぶのがポイントです。
保存の際は、キッチンペーパーなどで包んでから野菜室に立てて冷蔵しましょう。

キャベツ

1年間出回っていますが、春キャベツは葉が柔らかくみずみずしいのが特徴です。サラダにしてそのまま食べるのに適しています。

選び方・保存方法

葉の巻きが柔らかく、全体にツヤやハリがあるものを選ぶようにしましょう。
余ったキャベツは切り口が空気に触れないように、ラップなどで包んでから保存するのが基本です。1玉丸ごと保存する場合は、芯をくり抜いてから濡らしたキッチンペーパーなどを詰めておくと、硬くなるのを防げます。

じゃがいも

キャベツと同様に通年出回っていますが、春に出回る新じゃがは、みずみずしく皮が薄いのが特徴です。加熱して皮ごと食べることができます。

選び方・保存方法

傷がついておらず、芽が伸びたり皮が緑色になったりしているものは避けるのがポイントです。芽には食中毒を引き起こす「ソラニン」が含まれているので注意しましょう。

じゃがいもを日光に当てていると芽が出る恐れがあるので、新聞紙などに包んで冷暗所で保存する必要があります。

たけのこ

地下から出た竹の芽の部分がたけのこ(筍)です。代表的な春の味覚の一種で、煮物やたけのこご飯、天ぷらなど、さまざまな料理で楽しめます。
収穫後から鮮度が落ちてえぐみが出るので、購入したらすぐに下茹でするのがポイントです。

選び方・保存方法

形が良く重みがあり、穂先は黄色がかったものを選ぶようにしましょう。切り口がみずみずしく、白っぽいものが新鮮です。
アク抜きしたものを水に浸けて冷蔵庫に入れれば、1週間程度保存できます。基本的には長期保存に向かないので、すぐに食べ切るか、難しい場合は冷凍保存するのがおすすめです。

玉ねぎ

収穫後すぐに出荷される新玉ねぎも、春野菜の一種です。みずみずしく特有の辛みも少ないので、サラダなどにして生食することができます。

選び方・保存方法

手に持った時に重みを感じるものの方が、水分を多く含んでいておいしく食べられるとされています。軽いものは傷んでいる可能性があるので避けましょう。
また、新玉ねぎは傷みやすいため、できるだけ早めに食べ切ることも大切です。

夏野菜の種類と特徴

夏野菜の種類と特徴

暑い夏の時期に旬を迎える夏野菜には、どのような種類があるのでしょうか。代表的な夏野菜の種類と特徴を、簡単にご紹介します。

きゅうり

水分量が多く、みずみずしさや食感の良さを楽しめる野菜です。サラダの材料にしたり、漬け物や酢の物にしたりして、おいしく食べることができます。

選び方・保存方法

表面にハリがあり、緑色が濃いものを選ぶのが基本です。イボが付いている品種の場合は、しっかりととがっているものを選ぶようにしましょう。
保存する際は、袋で包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。

ゴーヤー

独特の苦みを持った野菜です。古くから沖縄で食べられてきた野菜で、ニガウリと呼ばれることもあります。苦みを抑えたい場合は、下処理として塩もみして熱湯をかけておくのがおすすめです。

選び方・保存方法

鮮やかな緑色で重みがあるもの、ハリがありイボがしっかりしているものが新鮮とされています。
保存する際は、中の種やワタ部分を取り除いておくと長持ちします。冷凍する場合は、事前に塩茹でするか炒めておくと、すぐに使えて便利です。

トウモロコシ

みずみずしさと甘さが魅力で、屋台などでも売られていることがある夏野菜の定番です。茹でる、蒸す、焼く、天ぷらにするなど、幅広い料理で楽しめます。

選び方・保存方法

先まで実が詰まっていて、ツヤがあるものを選ぶようにしましょう。皮付きで販売されている場合は、濃い緑色をしているものを選ぶのがおすすめです。

また、トウモロコシの鮮度は収穫後からすぐ落ちてしまいます。新鮮なうちに茹でてから保存するのが、おいしさを保つポイントです。

トマト

南米の高原地帯が原産の野菜です。甘みや酸味が特徴で、生食だけではなく炒め物や煮込み料理、スープなどの料理に使えます。

選び方・保存方法

全体の色が均一で重みがあり、ヘタの緑色が濃いものを選ぶのがポイントです。緑色の部分がある場合は、常温で保存しておくと熟成が進んで赤くなります。
完熟している場合は、野菜室か冷凍庫で保存すると良いでしょう。

秋野菜の種類と特徴

秋野菜の種類と特徴

「食欲の秋」や「実りの秋」という言葉があるほど、秋は食べ物がおいしい季節といわれます。そのような秋に旬を迎える野菜には、どのようなものがあるのでしょうか。

カボチャ

西洋カボチャや日本カボチャなど、複数の品種がありますが、一般的に広く食べられているのは甘みが強くホクホクした食感が魅力の西洋カボチャです。甘みのある西洋カボチャはスープに、煮崩れしにくい日本カボチャは煮物などに向いています。

選び方・保存方法

皮が厚く重みがあり、色の濃いものを選ぶのがポイントです。
丸ごと保存する場合はそのまま冷暗所に置いておきましょう。カットしたものは種やワタを取り除いたうえで、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。

ごぼう

歯ごたえが良い根菜類で、サラダやきんぴら、かき揚げなどに向いています。煮物の具材に使うのもおすすめです。
ごぼう(牛蒡)の香りや旨みは皮に含まれているので、落とし過ぎないように注意しましょう。アクが強く変色しやすいので、切ったらすぐに水に浸けてアク抜きを行うのも重要です。

選び方・保存方法

ごぼうは乾燥しやすいため、泥付きのものを選ぶことをおすすめします。泥付きの場合は新聞紙などに包んで冷暗所で、洗って汚れを落としたものはラップに包んで野菜室で保存します。
料理に使いやすい大きさに切った後に冷凍するのも、時短につながり便利です。

さつまいも

甘みがあり、焼き芋はもちろん、スイートポテトや芋ようかんなど、デザートの材料としても人気の根菜です。品種によって食感は異なり、ホクホクしたものからねっとりとしたものまであります。
ごぼうと同様に変色しやすいため、切ったものは水にさらしておきましょう。

選び方・保存方法

色が鮮やかで傷がなく、ヒゲ根が少ないものがおすすめです。
乾燥や低温に弱いので、新聞紙で包んで冷暗所で保存するようにしましょう。

にんじん

複数の品種がありますが、主に流通しているのは西洋にんじんと呼ばれる品種です。にんじんを意味する英語の「キャロット(Carrot)」が名前の由来になった栄養素、「βカロテン」が含まれています。※

選び方・保存方法

表面が滑らかなものを選ぶのがポイントです。葉付きで売られている場合は、葉が鮮やかな緑色かどうかも確認してみてください。
保存する場合は、冷暗所か冷蔵庫の野菜室に、立てた状態で保存します。

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

しいたけ

しいたけ(椎茸)はうま味が強く、だしとしても使われることがあるきのこ類です。加熱するとうま味が増すので、生のしいたけは天ぷらや炒め物、干ししいたけは煮物などに使うのがおすすめです。

選び方・保存方法

軸が太く、カサの裏のヒダが白く張っているものを選びましょう。傘は開きすぎていないものが良いとされています。
また、しいたけに限らず、多くのきのこは冷凍によってうま味が増すとされている点も特徴です。冷凍して保存すると、よりおいしく食べることができます。

冬野菜の種類と特徴

秋野菜の種類と特徴

冬に旬を迎える冬野菜は、寒さで凍ってしまうのを防ぐために糖を蓄えるため、糖度が高く甘いのが特徴です。
その他に、冬野菜の種類ごとの特徴としては、以下の点が挙げられます。

れんこん

れんこん(蓮根)は蓮の地下茎部分で、複数の穴が空いているのが特徴です。長めに加熱するとホクホクした食感に、軽く加熱するとシャキシャキした食感に、すりおろせばお餅のような食感になります。調理方法によって食感の違いを楽しめる点も、れんこんの魅力です。
空気に触れると変色しやすいため、切ったものは水や酢水にさらしておくことをおすすめします。

選び方・保存方法

断面が白く、穴のサイズが揃っているかを確認しましょう。穴の中が黒く変色しているものは避けてください。
カットされている場合は、ラップで包んだものを冷蔵庫に入れて、土が付いている場合はキッチンペーパーなどで包んでから袋に入れて保存しましょう。

大根

古くから日本各地で多くの品種が作られてきました。現在広く流通しているのは、葉に近い部分が青い「青首大根」です。葉の近くほど甘みが、先の部分に近づくほど辛みがあるとされています。
先端は薬味に、葉に近い部分はサラダに、中央の部分は煮物などにするのが適しています。
葉の部分も、炒め物などにすればおいしく食べられるので、捨てないようにしましょう。

選び方・保存方法

ヒゲ根が少なくハリツヤがあり、重いものを選ぶのがおすすめです。葉の色が鮮やかで、みずみずしいかどうかも確認しておくと良いでしょう。
また、葉と根の部分を切り離してから保存するのがポイントです。

白菜

鍋料理や煮込み料理、漬け物などで使われることも多い、冬野菜の定番です。癖がないあっさりとした味わいなので、さまざまな料理に使うことができます。

選び方・保存方法

葉が緑色でしっかりと巻いているもの、白い部分にツヤがあって重みがあるものが新鮮とされています。カットした状態で販売されている場合は、断面が盛り上がっておらず、葉がみずみずしく詰まっているものを選びましょう。
新聞紙に包んで立てるように冷暗所に置いておくと、2週間ほど保存することができます。

ブロッコリー

地中海沿岸が原産地の、たくさんのつぼみがついた見た目が特徴的な野菜です。つぼみの隙間部分は、水を張ったボウルにブロッコリーを入れて優しく振りながら洗うと、汚れをしっかり落とすことができます。
茹でるのではなく電子レンジで加熱すると、栄養を損ないにくいです。茎の部分は、皮を剥いてから塩茹でしたり、炒め物にしたりするとおいしく食べられます。

選び方・保存方法

つぼみが硬く締まっていて緑色が濃いもの、茎の変色がなくみずみずしいものが新鮮とされています。
長期間保存したい場合は、固茹でしたものを冷凍庫に入れて保存するのがおすすめです。

春菊

春になると菊に似た花が咲くのが、春菊という名前の由来とされています。加熱し過ぎると苦みが出やすいので、火を通す時間は短くするのがおすすめです。

選び方・保存方法

葉先まで鮮やかな緑色で、香りが強くみずみずしいものや、茎が太すぎず、柔らかいものを選ぶようにしましょう。
葉を乾燥させないようにキッチンペーパーなどで包んでから袋に入れて、野菜室に立てて保存します。茹でてから小分けにして冷凍するのもおすすめです。

旬の野菜でおいしい料理を楽しもう

ハウス栽培などで通年出回る野菜も増えていますが、旬の野菜はうま味や栄養が豊富なことが多いです。よりおいしく料理を作りたい場合は、旬を覚えておくと良いでしょう。
旬の野菜を活用して、おいしい料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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