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秋においしい野菜の種類は? 代表的な秋野菜の特徴や新鮮なものの見分け方

秋においしい野菜の種類は? 代表的な秋野菜の特徴や新鮮なものの見分け方

秋は、「食欲の秋」「実りの秋」などと呼ばれるように、さまざまな食べ物がおいしい季節です。野菜も多くの種類が旬を迎えますが、近年はハウス栽培技術の向上や流通網の整備もあり、同じ野菜が1年間販売されていることも増えています。秋に旬を迎える「秋野菜」には、どのような種類があるのでしょうか。
ここでは、代表的な秋野菜の種類や特徴、見分け方のポイント、保存方法についてご紹介します。


カボチャ

カボチャ

カボチャは、夏頃から収穫が始まるものの、旬を迎えておいしくなるのは秋から冬にかけてです。西洋カボチャと日本カボチャの2種類に大きく分けられますが、強い甘みとホクホクした食感を持つ西洋カボチャが広く食べられています。
西洋カボチャはサラダやスープ、揚げ物、スイーツなどに、日本カボチャは煮崩れしにくいため、煮物に最適です。

おいしいカボチャの選び方のポイント

・皮が厚くツヤがある
・実が詰まっていて重みがある
・色が濃い

保存方法のポイント

丸ごと保存する場合は、冷暗所に置いておきましょう。カットした場合は、種やワタを取り除いてから、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。丸ごとなら冷暗所で1ヶ月程度、カットしたものは冷蔵庫で4日程度保存可能です。

カットしたものを長持ちさせたい場合は、小分けにしてラップで包んだら、保存容器に入れて冷凍するのがおすすめです。丸ごと保存する場合と同じく、1ヶ月ほどおいしさを保てます。

ごぼう

ごぼう

しゃきしゃきとした歯ごたえが特徴で、サラダやきんぴら、かき揚げ、肉巻き、煮物など、さまざまな料理に使うことができます。
アクが強く変色しやすいので、切ったらすぐ水に浸けてアク抜きを行うことがポイントです。

おいしいごぼうの選び方のポイント

・太さが均一で、ひげ根が少ない
・泥付きのまま売られている

ごぼうは乾燥しやすいため、泥付きの方が風味や鮮度を保つことができます。

保存方法のポイント

泥付きの場合は、新聞紙などに包んで冷暗所に保存します。洗って汚れを落としたものはラップに包んで、野菜室に立てて保存しましょう。泥付きの場合は1ヶ月、野菜室に立てて保存する場合は1週間が保存の目安です。

また、使いやすい大きさに切った後に冷凍するのも、調理の時短につながり便利です。冷凍だと、1ヶ月程度保存できます。

さつまいも

さつまいも

甘さとホクホクした食感が特徴的な、秋を代表する食材のひとつです。江戸時代に鹿児島(薩摩)から全国に伝わったため、「さつまいも」という名前が定着しました。焼き芋や煮物でもおいしく食べられますが、甘さを活かしてスイーツの材料に使われることも多いです。
調理の際は、ゆっくり加熱すると甘みが増します。

おいしいさつまいもの選び方のポイント

・色が鮮やかで傷がない
・全体的にふっくらとしている
・ひげ根が少ない

保存方法のポイント

乾燥や低温に弱いので、夏場以外はキッチンペーパーや新聞紙に包んで、冷暗所で保存するのが基本です。気温が高い季節は、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。冷蔵庫に入れた場合、保存期間の目安は1週間程度です。

気温や湿度を気にせずに保存したい場合は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。気温を気にすることなく、1ヶ月程度の長期間おいしさを保てます。

にんじん

にんじん

1年間お店で見かける野菜ですが、旬は10~12月頃です。寒さに備えて糖を蓄えているため、旬のにんじんは甘みが増しておいしく食べられます。複数の品種がありますが、日本でよく見かけるのは西洋にんじんという品種です。
皮を残した方が栄養を摂りやすいとされているので、食感が気にならない場合は皮を残して料理に使うのもおすすめです。

おいしいにんじんの選び方のポイント

・全体の赤みが濃い
・表面に傷がなく滑らか
・茎の切り口が変色しておらず、細い
・葉付きの場合:葉が鮮やかな緑色をしている

保存方法のポイント

冷蔵する場合は、1本ずつキッチンペーパーや新聞紙で包んだら、冷暗所か冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存します。保存期間は2~3週間ほどが目安です。

冷凍する場合は、適当な大きさにカットしたにんじんを固めに茹でてから、保存容器に入れて保存しましょう。下茹でを済ませておくことで、解凍後の下ごしらえの手間を省けます。
冷凍保存できる期間の目安は、1ヶ月ほどです。

里芋

里芋

独特のぬめりを持つ里芋も、秋に旬を迎える野菜です。本格的な稲作が始まる前の縄文時代に伝来したとされています。
煮っころがしやそぼろ煮など、煮物に使うとホクホクとした食感を楽しめます。
また、親芋の下に小芋や孫芋が育つ様子から、「子孫繁栄」を願う縁起物として、お節料理に使われることも多いです。

おいしい里芋の選び方のポイント

・表皮が乾燥しておらず、湿っている
・皮の縞模様がはっきり見える
・触ると硬い

風味が良いとされているので、泥付きのものを選ぶのがポイントです。

保存方法のポイント

秋から冬にかけては、冷暗所で1ヶ月程度保存できます。保存に適した冷暗所がない場合は、冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存しましょう。冷蔵だと1週間、冷凍だと1ヶ月ほどが保存期間の目安です。
また、冷凍する際は事前に下茹でしておくと、すぐ調理に使えて便利です。

しいたけ

しいたけ

うま味が強いしいたけ(椎茸)は、だしとして使われることもあるきのこ類です。生のしいたけは、そのまま焼くだけでなく、天ぷらや炒め物にしてもおいしく食べられます。
干ししいたけは、生のしいたけよりもだしが出やすいので、煮物やお吸い物などに使うのがおすすめです。

おいしいしいたけの選び方のポイント

・肉厚でツヤがある
・軸が太い
・カサの裏のヒダが白く張っている

鮮度が落ちるとカサが開いてくるので、カサが開ききっていないものを選びましょう。

保存方法のポイント

しいたけをはじめ、きのこ類の多くは冷凍するとうま味が増すとされています。すぐに食べない場合は、冷蔵ではなく冷凍するのがおすすめです。
使いやすい大きさにカットしてからラップで包み、保存容器に入れて冷凍しましょう。保存期間の目安は1ヶ月ほどです。

まいたけ

まいたけ

「見つけると舞うほどうれしい」「カサが舞っているように見える」という理由から「まいたけ(舞茸)」と名付けられたとされています。1970年代に栽培に成功したことで、食卓に身近な食材となりました。
うま味と歯ごたえが特徴的で、鍋や汁物の具材、炊き込みご飯、ソテー、天ぷらなど、さまざまな料理で楽しめます。
風味や食感が損なわれてしまうので、調理の際は加熱し過ぎないようにしましょう。

おいしいまいたけの選び方のポイント

・カサが肉厚で、色が濃い
・触ると折れそうなくらいしっかりしている
・軸が硬く、弾力がある

保存方法のポイント

しいたけと同じく、冷凍によってうま味が増します。食べ切れなかったり、すぐに使わなかったりする場合は、冷凍するのがおすすめです。傷む原因になるので、冷凍前に水で洗うのは避けましょう。
保存期間の目安は3週間ほどになります。

ぶなしめじ

ぶなしめじ

「しめじ(湿地、占地)」と呼ばれて流通しているきのこには、「ぶなしめじ」や「本しめじ」、「ヒラタケ」などの種類があります。一般的にお店で見るのは、人工栽培に成功している「ぶなしめじ」という品種です。
うま味が強く、炊き込みご飯や煮物、炒め物、汁物など、幅広い料理でおいしく食べることができます。

おいしいぶなしめじの選び方のポイント

・小ぶりで、カサが開きすぎていない
・ハリや弾力がある

保存方法のポイント

冷蔵する場合は、パックのままか保存容器に移してから冷蔵庫に入れましょう。冷蔵できる期間は3日程度なので、早めに食べ切ることをおすすめします。
冷凍する場合は、石づき(軸の先の固い部分)を落として、使いやすい大きさに切ってから、保存容器に入れて冷凍しましょう。3週間~1ヶ月程度保存できます。

秋野菜を活用して秋の味覚を存分に味わおう

秋は、おいしく栄養の豊富な食材がたくさん出回る季節です。野菜も、さまざまな種類が旬を迎えておいしくなります。
ご紹介した選び方や保存方法のポイントを踏まえれば、より新鮮でおいしい秋野菜を料理に活用することもできるでしょう。旬のおいしい秋野菜を使って、秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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