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トウモロコシの特徴を知っておいしく食べよう! 選び方と保存方法の基本

トウモロコシの特徴を知っておいしく食べよう! 選び方と保存方法の基本

甘みが強く、子どもから大人まで好きな方が多いトウモロコシ。焼いても茹でてもおいしく食べられるのが魅力で、夏祭りやイベントの屋台の定番でもあります。
しかし、トウモロコシは鮮度が落ちやすい食材でもあります。よりおいしく楽しむためには、旬の時期や選び方、保存方法などの基本を押さえておくことが大切です。
ここでは、トウモロコシがどのような野菜なのかを始め、選び方や保存方法などをご紹介します。


トウモロコシの基礎知識

トウモロコシの基礎知識?

普段から何気なく目にするトウモロコシですが、どのような食材なのでしょうか。トウモロコシの概要や種類ごとの特徴、旬などの基礎知識をご紹介します。

トウモロコシは野菜? 穀物?

トウモロコシ(玉蜀黍)は、イネ科トウモロコシ属に分類される食材です。原産地は中南米付近で、コロンブスがアメリカ大陸からヨーロッパに持ち帰ったのがきっかけで世界中に広がったとされています。「唐(外国)から来たもろこし(キビ)」が名前の由来で、日本にはポルトガル人によって16世紀頃に伝わり、明治時代の北海道開拓を機に栽培が始まりました。

小麦や米とともに、世界三大穀物のひとつですが、日本で広く食べられているトウモロコシは「スイートコーン(甘味種)」と呼ばれる品種で、野菜に分類されます。
炭水化物を中心に、タンパク質や鉄、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2などのさまざまな栄養素を含んでいるのも特徴です。※
中南米では、トウモロコシが主食として広く食べられています。

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

実は多くの品種があるトウモロコシ

食卓で見かけるトウモロコシはスイートコーンですが、他にもさまざまな品種があります。代表的なトウモロコシの品種は、以下のとおりです。

フリントコーン(硬粒種)

家畜の飼料や工業用途で利用されている品種です。タコスやトルティーヤの原料としても使われます。

ポップコーン(爆裂種)

フリントコーンの変種で、粒の皮が硬いのが特徴です。お菓子のポップコーン作りに使われます。

デントコーン(馬歯種)

乾燥させたものを家畜の飼料やコーンスターチとして利用します。そのままの状態で食べることは稀です。

他にも、粒の表面がワックスをかけたような見た目の「ワキシーコーン」や、粒が非常に大きい「ジャイアントコーン」といった品種もあります。

トウモロコシの旬はいつ?

トウモロコシは保存がきかない野菜です。食用として広く出回っているスイートコーンの旬は、収穫するタイミングに当たる6~9月頃になります。出荷数が多い北海道産のトウモロコシは、8~9月頃が旬です。

いずれも旬の時期が短いので、収穫時期に合わせてトウモロコシを楽しむことをおすすめします。

おいしいトウモロコシの選び方

おいしいトウモロコシの選び方

トウモロコシは、収穫直後から鮮度が落ちるといわれるほど傷みやすい野菜です。美味しく食べるには、新鮮なトウモロコシを選ぶ必要があります。
新鮮なトウモロコシの特徴をご紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

新鮮なトウモロコシの特徴(皮付きの場合)

・ひげが茶褐色
・皮の緑色が濃い

皮が付いていない場合は、実が先まで詰まっていて、大きくツヤのあるものを選びましょう。

トウモロコシを保存して長く楽しもう

トウモロコシを保存して長く楽しもう

トウモロコシは鮮度が落ちやすいので、手に入れたらできるだけ早めに食べ切ってしまうのがおすすめです。とはいえ、どうしてもすぐに食べられないことも考えられます。
長くおいしさを保つために、保存方法も知っておきましょう。

冷蔵保存

皮付きのままのトウモロコシは、ひげの先端を切り落として1本ずつラップに包み、立てた状態で野菜室に入れましょう。皮付きの方が、水分を保ちやすくなります。この方法だと、2~3日ほどは保存可能です。

すぐに食べる予定がない場合は、下茹でしてから冷蔵するのがおすすめです。粗熱が取れたらラップに包んで、冷蔵庫に入れて保存します。保存期間の目安は、3日~1週間程度です。

冷凍保存

より長持ちさせたい場合は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。冷凍することで、保存期間を1ヶ月ほどに延ばすことができます。
冷凍の手間を省きたい場合は生のまま、鮮度や食感を保ちたい場合は茹でてから冷凍するようにしましょう。

生のまま冷凍したものは、電子レンジで加熱するか、凍ったままの状態で茹でると、茹でトウモロコシとして食べられます。茹でてから冷凍したものは、冷蔵庫に移して自然解凍するだけで食べることが可能です。
トウモロコシの冷凍や解凍の方法は、以下の記事も併せてご確認ください。

余ったトウモロコシは冷凍庫で長期保存しよう! 冷凍する方法や解凍する際のコツ
https://igc.co.jp/shop/pg/185/

旬のトウモロコシを使ったおすすめ料理

旬のトウモロコシを使ったおすすめ料理

トウモロコシの味をそのまま楽しみたい方は、焼いたり、茹でたりして食べるのがおすすめです。実をサラダに加えても、食感を生かすことができます。ご飯に混ぜて、炊き込みご飯やチャーハンにするのも良いでしょう。

また、ポタージュやコーンスープにしたり、スコーンに入れておやつにしたりしても、おいしく食べることができます。

トウモロコシの特徴を知って料理に生かそう

トウモロコシは、非常に鮮度が落ちやすい野菜です。手に入れたら、できるだけ早く食べることをおすすめします。どうしてもすぐに食べ切れない場合は、冷蔵や冷凍を上手に活用しましょう。
ご紹介したトウモロコシの特徴や種類を知って、料理に生かしてみてください。


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