3,000円(税込)以上で送料無料!(沖縄を除く) LINEお友だち登録で10%OFFクーポンゲット!

かぶの特徴を知っておいしく食べよう! 覚えておきたい選び方と保存方法

かぶの特徴を知っておいしく食べよう! 覚えておきたい選び方と保存方法

味が染み込みやすく、しっとりした歯応えが魅力のかぶ。お漬け物や煮物に最適で、日本食には欠かせない野菜のひとつです。
ここでは、かぶをよりおいしく味わうために覚えておきたい特徴や選び方、保存方法などをご紹介します。


「かぶ」ってどんな野菜?

「かぶ」ってどんな野菜?

スーパーでもよく見るかぶですが、どのような野菜かご存じない方は多いかもしれません。
かぶの旬や種類、含まれている栄養素などを知って、料理に生かしましょう。

歴史が古い野菜の一種

かぶは、地中海沿岸地域が原産地とされている、アブラナ科の野菜です。ヨーロッパでは紀元前から栽培されており、日本には弥生時代(紀元前3~3世紀頃)に伝わったといわれています。
春の七草のひとつ「すずな(菘)」はかぶのことで、奈良時代(710~794年)に編さんされた『古事記』や『日本書紀』にも記載があるなど、日本では古くからなじみ深い食材のひとつです。

1年間通して手に入る野菜ですが、旬の時期は冬です。冬のかぶは、甘みが増しておいしく食べることができます。

日本だけでも80以上の品種が

かぶは色が白く、球型なものが一般的ですが、さまざまな色や形の品種が存在するのも特徴です。全国各地で気候に適した品種が栽培されており、日本だけでも80以上の品種があるといわれています。
代表的なかぶの品種と、それぞれの特徴は、以下のとおりです。

小かぶ

スーパーでよく見る、色が白くサイズは小さめの品種です。全国各地で周年栽培されています。

赤かぶ

名前のとおり、皮の色が赤い品種です。主に、酢漬けやお漬け物などに使われます。

聖護院かぶ

大かぶの一種で、日本では最大級のサイズを誇るかぶです。甘く繊維が少ないのが特徴で、京都の代表的なお漬け物である「千枚漬け」に使われます。

かぶに含まれている栄養素

かぶは、葉と根で含まれている栄養素が異なります。葉はカリウムやカルシウム、β-カロテン、ビタミンCなどを、根はカリウムやビタミンC、食物繊維などを含みます。※
葉も栄養豊富なので、スープや炒め物、煮びたしなどにして食べるのがおすすめです。

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

おいしいかぶの選び方

おいしいかぶの選び方

おいしいかぶを選ぶには、葉、表面の皮、形の3つを確認するのがポイントです。どのような点を見れば良いのか覚えておくと、かぶを購入する際に役立ちます。

おいしいかぶの特徴

・葉の緑色が鮮やかで、みずみずしい
・皮にはりや艶があり、ひげ根が少ない
・きれいな丸い形をしている(球型品種の場合)
・根の先端が残っている場合は、先端が長い

手に持った際に、重みを感じられるものを選ぶのもポイントです。

かぶのおいしさを保つ保存方法

かぶのおいしさを保つ保存方法

かぶのおいしさを保つには、上手に保存することも重要です。かぶの保存方法のコツを、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。

冷蔵保存

かぶの葉が付いたまま保存すると、根に含まれている水分が蒸発して劣化が進みます。葉付きのかぶを買ったら、すぐに切り落して別々にするのが、冷蔵保存のポイントです。

葉は、湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。根はそのまま保存容器に入れて、野菜室で保存します。
丸ごとではなく既に切っている場合は、しっかりとラップで包んでから保存してください。

葉は2日、根は1週間程度が保存期間の目安です。

冷凍保存

すぐに使う予定がないのであれば、冷凍保存するのがおすすめです。
冷蔵と同じく、葉と根を切り分けたら、ラップで1つずつ包んで冷凍しましょう。使いやすい大きさに切ってからラップで小分けにしておくと、使う分だけ解凍できて便利です。
皮は変色しやすいので、冷凍前に取り除いてください。葉は、冷凍前に軽く塩茹でしておくと、色鮮やかな状態を保ちやすくなります。
保存できる期間は、いずれも1ヶ月程度が目安です。

冷凍したかぶは、凍ったまま加熱調理することができます。解凍してから使いたい方は、流水解凍か自然解凍すると良いでしょう。

おすすめのかぶの食べ方は?

おすすめのかぶの食べ方は?

かぶは生のままでもみずみずしいので、そのままサラダにして食べることができます。甘酢漬けやお漬け物、かぶとひき肉のあんかけ煮なども、定番の楽しみ方です。
煮物にする際は、皮を少し厚めにむくのがポイントです。煮崩れしやすいので、煮過ぎには注意してください。

また、漬ける、煮る、焼くなど、調理によってかぶの食感や味わいは変化します。さまざまな調理方法を試してみてはいかがでしょうか。

余すことなく楽しめるのがかぶの魅力!

余すことなく楽しめるのがかぶの魅力!

古くから日本で親しまれてきたかぶは、お漬け物や煮物、炒め物など、さまざまな楽しみ方ができる野菜です。
主に根を食べますが、葉にも多くの栄養が含まれています。料理の彩りとして使うこともできるので、捨てずに食べるのがおすすめです。

ただし、かぶは水分が蒸発しやすく、劣化しやすいという特徴があります。ご紹介した保存方法でおいしさを保ちながら、余すことなく楽しんでみてはいかがでしょうか。


関連記事