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れんこんってどんな野菜? 選び方や保存のコツを知っておいしく食べよう

れんこんってどんな野菜? 選び方や保存のコツを知っておいしく食べよう

独特の見た目や食感を持つれんこんは、煮物や天ぷらなど、さまざまな料理でおいしく食べられる野菜です。おせち料理の定番食材でもあり、日本では古くから親しまれています。何かと使うことが多い野菜なので、選び方や保存のコツなどを覚えておきましょう。
ここでは、れんこんの旬や選び方、おいしさを保つコツなどをご紹介します。


れんこんの特徴を知ろう!

れんこんの特徴を知ろう!

おせち料理をはじめ、多くの場面で目にするれんこんですが、どのような野菜かご存じでしょうか。れんこんに含まれている栄養素や旬など、知っていると役立つ豆知識をご紹介します。

おせちでもおなじみの食材

れんこんは、独特の見た目や食感を持つ野菜です。原産地は中国やエジプト、インドなどと諸説あります。

漢字では「蓮根」と書きますが、実際には蓮(ハス)の根ではなく、地下茎(ちかけい)と呼ばれる茎が肥大化したものです。
れんこんの特徴でもある穴は、通気口として外の空気を地下まで送り込む役割を持っています。その見た目から「見通しがきく」として、おせち料理や祝いの席では欠かせない縁起物です。

また、れんこんは奈良時代に伝わった在来種と、明治時代以降に導入した中国種の2種類に大きく分けられます。スーパーなどで日常的に目にするのは、シャキシャキした食感の中国種です。

栄養も豊富

れんこんには、ビタミンCが豊富に含まれています。熱に弱い栄養素ですが、れんこんのビタミンCはでんぷん質に覆われているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
ビタミンC以外にも、食物繊維やカリウム、パントテン酸、ポリフェノールの一種であるタンニンなども含まれています。※

※参照:文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

旬は冬

スーパーなどで1年中見かけますが、れんこんの旬は11~3月頃の寒い時期です。お正月料理用の縁起物としての需要が高く、旬の時期はたくさんのれんこんが出回ります。
初夏から秋にかけて流通する「新れんこん」も、みずみずしく柔らかな食感で、おいしく食べることができます。

また、ハスは田んぼの中で育つ水生植物です。一般的な畑では栽培できないため、れんこんの生産地は一部に限られています。

おいしいれんこんの選び方

おいしいれんこんの選び方

れんこんを購入する際は、以下の点を確認すると新鮮なものを選びやすくなります。

れんこんの選び方のコツ

・節と節の間が長く、ふっくらしていて重みがある
・表面に傷や色ムラがない
・断面が白く、穴のサイズが揃っている(カットされているもの)

カットされているものは、穴の中が黒くなっていないかも確認しておきましょう。黒く変色しているれんこんは、収穫してから時間が経っており、鮮度が落ちている可能性があります。

れんこんの上手な保存方法

れんこんの上手な保存方法

れんこんは乾燥に弱く、あまり日持ちする野菜ではありません。おいしく長持ちさせるために、上手な保存方法も覚えておきましょう。

冷蔵保存

れんこんは田んぼで育つため、光や空気、乾燥などに弱い野菜です。
既にカットしてあるれんこんは、空気に触れないようラップで包んで冷蔵庫に入れることで、4日ほど保存可能です。

既にカットしてあるれんこんは、空気に触れないようラップで包んで冷蔵庫に入れることで、4日ほど保存可能です。

また、水を張った保存容器にれんこんを入れて冷蔵する方法もおすすめです。毎日水を取り替える必要はありますが、1週間ほどおいしさを保てます。
ただし、水溶性の栄養が流れ出てしまうので、できるだけ早く使い切ることを心がけましょう。

冷凍保存

れんこんは、保存期間が長くなると変色してしまいます。すぐに使う予定がない時は、冷凍するのがおすすめです。食感は変化するものの、1カ月ほどおいしさを保つことができます。

切らずにそのまま冷凍できますが、使いやすい大きさにカットして冷凍すると便利です。カットした後にアク抜きを行うと、変色を防げます。
また、茹でたり、すりおろしたりしてから冷凍するのも良いでしょう。解凍することなく、そのまま調理することができます。

れんこんの冷凍や解凍方法については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、併せてご確認ください。

⇒レンコンは冷凍で長持ちさせよう! 冷凍・冷蔵保存のコツを解説
https://igc.co.jp/shop/pg/194/

れんこんのおすすめの使い方

れんこんのおすすめの使い方

れんこんは、調理方法によって食感が変化します。繊維に沿って切るとシャキシャキに、繊維を断ち切るように切るとホクホクに、すりおろしてから水分を切るとモチっとした食感を楽しめます。
すりおしたれんこんは、そのまま料理のとろみづけに使うことも可能です。

さまざまな食感を生かして、煮物や天ぷら、きんぴら、サラダなどにしてみてはいかがでしょうか。
れんこんにからし味噌を合わせて作る熊本県の郷土料理、「からし蓮根」にして食べるのもおすすめです。

れんこんを賢く保存しておいしく食べよう

れんこんを賢く保存しておいしく食べよう

独特の食感を持ち、煮物やサラダなど、幅広い方法でおいしく食べられるのがれんこんの魅力です。縁起物としてよく使われますが、あまり長く保存できる食材ではありません。
すぐに使う時は冷蔵、長期保存したい時は冷凍することをおすすめします。
れんこんを上手に保存して、おいしさを長持ちさせましょう。


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