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ほうれん草の旬はいつ? 選び方や保存のコツを知って料理に生かそう

ほうれん草の旬はいつ? 選び方や保存のコツを知って料理に生かそう

栄養が豊富で彩りも良く、さまざまな料理に使えて便利なほうれん草。スーパーに1年中並んでいて、食卓でもおなじみの緑黄色野菜ですが、旬の時期はいつなのでしょうか。
ここでは、ほうれん草の旬や含まれる栄養素、長持ちさせる保存のコツなど、ほうれん草をおいしく使うための豆知識をご紹介します。


ほうれん草ってどんな野菜?

ほうれん草ってどんな野菜?

1年間通して手に入りやすく、さまざまな食材との相性が良いほうれん草は、食卓に欠かせない野菜です。品種や旬、栄養などを知って、より便利に使いこなしましょう。

ほうれん草の名前の由来

ほうれん草は、ヒユ科に属する緑黄色野菜です。原産地はペルシャ(現イラン)で、日本には17世紀頃(江戸時代)に中国から伝わったとされています。
中国語でペルシャを意味する「菠薐(ほうれん)」が名前の由来です。

ほうれん草はシルクロード経由で中国方面に伝わった東洋種と、ヨーロッパに伝わった西洋種に大きく分けられます。東洋種は葉が薄くアクも少ないので、おひたしなどの用途に最適です。一方で、西洋種は葉が肉厚なので、炒め物に向いています。

近年は、東洋種と西洋種を掛け合わせた交配種が生産の主流です。その他にも、アクが少なく水洗いすれば食べられる「サラダほうれん草」や、甘みが強い「ちぢみほうれん草」など、さまざまな品種が栽培されています。

旬は冬の寒い時期

ほうれん草は冷涼な気候を好み、高温に弱い野菜です。時期ごとに品種を変えたり、ハウス栽培を行ったりすることで年間通して手に入りますが、旬は冬になります。
夏場は暑さや病気に強く、トウ立ち(花芽の付いた茎が伸びた状態)しにくい品種が、北海道などの涼しい地域で栽培されています。

旬のほうれん草は、夏に出回るものに比べて根元の甘みが強く、栄養価も高いのが特徴です。

栄養豊富な野菜として有名

ほうれん草は、鉄が多く含まれている野菜として有名です。鉄以外にも、β‐カロテン(ビタミンA)や葉酸、ビタミンC、亜鉛、マグネシウム、食物繊維など、さまざまな栄養を含んでいます。
ビタミンCの含有量に関しては、夏採りよりも冬採りの方が3倍ほど多いです。※

おいしく栄養を摂りたい方は、冬に旬を迎えるほうれん草を食べてみてはいかがでしょうか。

※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

おいしいほうれん草の選び方

おいしいほうれん草の選び方

ほうれん草でおいしい料理を作るには、新鮮なものを選ぶことも大切です。ほうれん草を購入する時は、以下の点を確認してみてください。

おいしいほうれん草の選び方

・葉先に張りがあり、みずみずしい
・葉肉が厚く、緑色が濃い
・根元の赤色が鮮やか

茎が太かったり、葉が硬かったりするものは育ちすぎています。アクが強いため、避けた方が良いでしょう。

ほうれん草の上手な保存方法

ほうれん草の上手な保存方法

ほうれん草をおいしく食べるには、選び方に加えて、正しい方法で保存して鮮度を保つことも大切です。ほうれん草の保存方法を、冷蔵と冷凍に分けてご紹介します。

冷蔵保存のコツ

冷蔵する際は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでほうれん草を包み、ポリ袋や保存容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
畑に生えている時と同じように、根を下側に向けて立てた状態で保存すると、みずみずしさを保てます。冷蔵保存できる期間の目安は、3日~1週間ほどです。

冷凍保存のコツ

ほうれん草は傷みやすいため、すぐに使い切れない時は冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存なら、1カ月ほどおいしさを保つことができます。

下処理をする時間がない時は生のまま、ほうれん草の色味や味わいを残したい時は茹でてから保存すると良いでしょう。
生のままほうれん草を保存する時は、小分けにして葉が砕けるのを防ぐのがコツです。

冷凍したほうれん草は、解凍せずにそのまま加熱調理できます。茹でてから冷凍したものを、おひたしやあえ物、サラダなどにする時は、冷蔵庫内で自然解凍してから使いましょう。
生のまま冷凍したものは、軽く下茹でしてアクを抜くとおいしく食べられます。

⇒ほうれん草は冷凍するのがおすすめ! 保存期間や冷凍方法をご紹介
https://igc.co.jp/shop/pg/158/

ほうれん草のおいしい食べ方

ほうれん草のおいしい食べ方

ほうれん草には、シュウ酸と呼ばれるえぐみ成分が含まれています。生食用のサラダほうれん草以外は生食を避け、調理前にアク抜きを行うことが重要です。
シュウ酸は水に溶けやすいので、熱湯で2分ほど下茹でしてから冷水で冷まし、水気を絞って使いましょう。加熱しすぎると食感が悪くなるので、軽く茹でる程度にとどめるのがポイントです。

下茹でしたほうれん草は、おひたしやあえ物、スープ、ポタージュ、サラダ、キッシュ、炒め物、パスタの具材など、さまざまな料理でおいしく食べることができます。

ほうれん草でおいしく栄養を摂取しよう

ほうれん草でおいしく栄養を摂取しよう

ほうれん草は、豊富な栄養を含んでいる緑黄色野菜です。おひたしやあえ物、スープ、炒め物など、さまざまな料理でおいしく食べられます。

ただし、そのままではあまり日持ちません。すぐに使わない時は冷凍するなど、保存方法には注意が必要です。旬のほうれん草で、おいしく栄養を摂取しましょう。


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