3,000円(税込)以上で送料無料!(沖縄を除く) LINEお友だち登録で10%OFFクーポンゲット!

菜の花で春の訪れを感じよう! 旬の時期や保存のポイントは?

菜の花で春の訪れを感じよう! 旬の時期や保存のポイントは?

ほろ苦い味わいが特徴の菜の花は、おひたしやあえ物、炒め物、パスタの具材など、多くの料理でおいしく食べられるのが魅力です。春の訪れを告げる野菜として有名ですが、具体的にはどのような食材なのでしょうか。
ここでは、菜の花を使う時に役立つ豆知識をご紹介します。


菜の花の基本情報

菜の花の基本情報

独特のほろ苦さや甘みを楽しめる菜の花は、春先を代表する花野菜の一種です。しかし、菜の花とは具体的にどのような野菜なのでしょうか。
菜の花という植物の概要や栄養素など、知っていると役立つ知識をご紹介します。

「菜の花」という植物はない?

春の味覚の代表的な存在の菜の花ですが、厳密には「菜の花」という植物は存在しません。一般的には、キャベツやブロッコリー、ナタネ、白菜など、黄色い花を咲かせるアブラナ科アブラナ属の植物の総称が菜の花です。

食用以外にも観賞用や菜種油用の品種があり、菜花(ナバナ)や花菜(ハナナ)と呼ばれることもあります。花の開花時期は2~5月頃で、鮮やかな黄色い花を楽しむことが可能です。

食用の菜の花は、和種(在来種)と西洋種に大きく分けられます。和種は花茎・つぼみ・葉を、西洋種は主に花茎と葉を食べるのが特徴です。
どちらも特有のほろ苦さを持ち、おひたしやあえ物にするとおいしく食べられます。

12月頃から出回る品種もありますが、2~3月の初春が最も菜の花のおいしい時期です。

おいしいだけでなく栄養も豊富!

食用の菜の花は、つぼみが花を咲かせる前に収穫したものです。花を咲かせるための養分を蓄えた菜の花には、栄養がたっぷりと含まれています。

β‐カロテン(ビタミンA)やビタミンK、葉酸、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類に加えて、カリウム、カルシウム、リン、鉄といったミネラル、食物繊維などが、菜の花に含まれている栄養素の例です。※

※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

新鮮な菜の花の選び方

新鮮な菜の花の選び方

旬の食材をおいしく食べるには、新鮮な菜の花を選ぶことも大切です。菜の花が新鮮かどうかは、以下のポイントを確認することで見分けられます。

新鮮な菜の花の特徴

・つぼみが硬く閉じている
・葉や茎がみずみずしく鮮やかな緑色をしている
・切り口が変色していない

花が咲いているものは苦みが強く、食感も悪くなっている場合があります。
また、切り口が変色や乾燥しているもの、中心に空洞ができているものも、鮮度が落ちているため避けましょう。

菜の花の鮮度を保つコツ

菜の花の鮮度を保つコツ

菜の花は乾燥に弱く、常温で放置するとすぐに悪くなってしまいます。おいしさを保つには、正しい方法で保存することが大切です。
菜の花の鮮度を保つコツをご紹介するので、保存にお役立てください。

冷蔵保存

購入した菜の花は、冷蔵保存するのが基本です。事前にテープなどを外してから、乾燥を防ぐために湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包みます。その後、保存容器に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
根元側を下にして、立てるように置くと長持ちします。

ただし、時間が経つにつれて菜の花の乾燥は進んでしまいます。購入してから、3日程度をめどに食べ切ることを心がけてください。

冷凍保存

すぐに使う予定がない時は、冷凍すると便利です。生のままでも、下茹でした状態でも保存できるので、用途に合わせて使い分けましょう。
手間をかけたくない時は生のまま、菜の花の食感や味わいを残したい時は下茹でしてから冷凍するのがおすすめです。

また、生のまま冷凍したものは食感が変化しやすくなります。解凍せずに、凍ったまま加熱調理に使うのがポイントです。
下茹でしたものは、冷蔵庫に移して解凍したものをおひたしやあえ物にする、解凍せずに加熱調理に使うなど、さまざまな方法で使うことができます。

具体的な冷凍や解凍の方法については、以下の記事もご確認ください。

⇒菜の花をおいしく冷凍保存する方法とは? コツや解凍方法をご紹介
https://igc.co.jp/shop/pg/1116/

菜の花のおすすめの使い方は?

菜の花のおすすめの使い方は?

菜の花は、独特のほろ苦さを生かして、おひたしやからしあえにすると、おいしく食べられます。
また、豚肉やごまなど、油分があり香りの強い食材と相性が良いのも菜の花の特徴です。豚肉と菜の花を使ったパスタや炒め物、ごまあえ、天ぷらなどにするのも良いでしょう。

独特の苦みが得意ではない方は、菜の花を茹でてから水にさらしたり、食用油やマヨネーズであえたりしてみてください。
水にさらす時間が長いと、水溶性の栄養素が流れ出てしまいます。さらしすぎには注意が必要です。

菜の花で春の訪れを感じよう

菜の花で春の訪れを感じよう

独特のほろ苦さを持つ菜の花は、おひたしやあえ物、ソテーなどはもちろん、パスタや炒め物にしてもおいしく食べられます。味が良いだけでなく、栄養が豊富なのも魅力です。

ただし、菜の花の旬は春先のわずかな時期しかありません。長くおいしさを楽しむには、上手な保存方法を知っておくことが大切です。菜の花を使った料理で、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。


関連記事