3,000円(税込)以上で送料無料!(沖縄を除く) LINEお友だち登録で10%OFFクーポンゲット!

枝豆の覚えておきたい基礎知識。 大豆との違いや鮮度を保つ保存方法とは

枝豆の覚えておきたい基礎知識。 大豆との違いや鮮度を保つ保存方法とは

代表的なビールのおつまみで、大人から子どもまで多くの人に人気の枝豆。夏を代表する野菜の一種ですが、旬や栄養素など、思いの外知られていないことが多くあります。
ここでは、枝豆の豆知識や旬の時期、保存方法などをご紹介します。枝豆に関する知識を覚えて、よりおいしくいただきましょう。


枝豆の基礎知識

枝豆の基礎知識

そのままでもおいしい枝豆ですが、種類や旬といった知識を知れば、より楽しめるようになります。
ここでは、枝豆の種類や栄養素、旬の時期といった基礎知識をご紹介します。

未成熟の大豆が「枝豆」

枝豆(マメ科ダイズ属)は、未成熟の状態で収穫された大豆です。色が青いうちに収穫したものが枝豆、完熟して茶色くなってから収穫したものが大豆になります。
収穫時期が異なるだけでどちらも同じ植物ですが、大豆は豆類、枝豆は野菜類に分類されます。

原産地は中国とされていて、日本では奈良時代頃から現在のように塩茹でした枝豆を食べていたそうです。
古くは大豆として収穫する品種の若さやを食べていましたが、近年は白毛豆(青豆)以外や茶豆種、黒豆種など、枝豆専用の品種だけで400種類栽培されています。

枝豆に含まれる栄養素

枝豆は、「畑の肉」と呼ばれる大豆と同じく、タンパク質やビタミン類、アミノ酸などを含んでいます。大豆にはあまり含まれていないビタミンCを含んでいるのも特徴です。※
栄養が豊富な枝豆は、夏の栄養補給にぴったりな食材といえるでしょう。

※参照:文部科学省 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

枝豆をおいしく食べられるのはいつ頃?

枝豆をおいしく食べられるのは、主に夏の時期です。地域によって細かな時期は異なりますが、6~8月ごろに旬を迎えます。品種によってはうま味が凝縮される秋もおいしく食べることができます。
日本各地で栽培されているため出回る時期が長く、早いものは5月から、遅いものは10月ごろまで楽しめる点も魅力です。

鮮度の良い枝豆の選び方

鮮度の良い枝豆の選び方

枝豆は、枝から切り離すとすぐに味が落ちてしまうといわれるほど、鮮度が落ちやすい食材です。おいしい枝豆を食べるために、鮮度の良いものを選ぶポイントも押さえておきましょう。

鮮度の良い枝豆の選び方

・枝が付いている
・さやにふっくらとして実が詰まっている
・産毛が多く鮮やかな緑色をしている

さやと茎のつなぎ目が茶色に変色しているものは避けましょう。
また、実が大きすぎるものは香りが弱くなるとされています。実入りが良すぎる枝豆も避けるのがおすすめです。

枝豆を日持ちさせる保存方法

枝豆を日持ちさせる保存方法

枝豆の味わいは鮮度によって大きく変わります。購入したらできるだけすぐに茹でて食べてしまうのが一番ですが、大量に頂いたなど、食べ切るのが難しいこともあるでしょう。
そのような際は、どのように保存すれば良いのでしょうか。

冷蔵保存

枝豆は収穫後も成長を続けます。味が落ちる原因になるので常温保存は避け、冷蔵庫に入れて保存してください。その際は、そのまま冷蔵庫に入れるのではなく、一度茹でてから冷蔵するのがポイントです。
下茹ですることで、味が落ちるのを防ぎやすくなります。

冷蔵保存の手順

1.枝付きの場合は、付け根に近い部分でさやを切り離し水洗いする
2.さやの両端を少しだけ切り落し、さやごと塩もみして5分ほどおく
3.塩を入れたお湯で3~5分程度茹でる
4.ザルに上げて水気を切り、うちわなどであおいで早めに冷ます
5.塩を入れたお湯で3~5分程度茹でる

どうしても購入した日に下茹でするのが難しい場合は、生のまま冷蔵しても問題ありません。濡れた新聞紙やキッチンペーパーで包んで、ポリ袋などに入れてから冷蔵庫で保存しましょう。
いずれの方法でも、保存期間の目安は2日ほどです。

冷凍保存

枝豆のおいしさを保ったまま長期保存したい場合は、冷凍するのがおすすめです。冷蔵する場合と同じく、塩茹でしてから冷凍庫に入れましょう。少し固めに茹でるのがコツです。
冷凍する前にさやから実を取り出して、実だけ冷凍するのもおすすめです。
サラダに混ぜる、枝豆ごはんにするといった用途が決まっている場合は、実だけ冷凍しておけば料理の時短になります。

また、茹でずに冷凍することもできます。水洗いした後に、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ったら、保存容器に入れて冷凍しましょう。

茹でてから冷凍したものはレンジで加熱するか、お湯で軽く茹でて解凍してから食べましょう。
生のまま冷凍した枝豆は、食感が水っぽくなるのを防ぐために、必ず凍った状態で茹でることがポイントです。
枝豆の詳しい冷凍や解凍方法は、以下の記事もご確認ください。

⇒枝豆は冷凍保存が最適! おいしさを長持ちさせる保存方法
https://igc.co.jp/shop/pg/142/

枝豆のおいしい使い方

枝豆のおいしい使い方

枝豆は塩茹でするだけでもおいしく食べられますが、他にもいろいろな活用方法が考えられます。例えば、ご飯に入れて枝豆ごはんにしたり、パンに加えて枝豆パンにしたりするだけでも、普段とは異なる味わいを楽しめます。
サラダや和え物に加えたり、ミキサーでかき混ぜてポタージュスープにしたりするのもおすすめです。

また、茹でるのではなく、焼き枝豆にするのも良いでしょう。さやに焼き目が付き、隙間から豆が見えている状態になるまで焼いたら完成です。強い甘みと香ばしさを楽しむことができます。

さまざまな料理で枝豆を活用しよう

枝豆は、茹でて実をそのまま食べる以外にも、さまざまな方法で楽しむことができます。
多くの地域で作られているので長い時期楽しめる点も魅力ですが、さやを枝から外すとすぐに鮮度が落ちてしまいます。
上手に冷蔵や冷凍を使いこなすことが、枝豆のおいしさを保つコツです。栄養豊富な枝豆を、さまざまな料理で楽しんでみてください。

関連記事