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じゃがいもは常温保存するのが基本
じゃがいもは、常温保存でも2~3カ月ほど日持ちします。新聞紙などで包んだら、風通しの良い冷暗所で常温保存するのが、じゃがいもの基本的な保存方法です。この時、リンゴを一緒に入れておくと、リンゴから出るエチレンガスの作用によって発芽しにくくなります。
芽が出たり、傷んだりしやすいので、気温が高い夏の時期は冷蔵庫で保存してください。低温障害を防ぐために、冷蔵室よりも温度が高い野菜室に入れるのがポイントです。
冷蔵保存する際も、新聞紙やキッチンペーパーで包んで乾燥を防ぐようにしましょう。
春頃に出回る新じゃがいも(新じゃが)は、普段出回っているじゃがいもに比べて水分量が多く、傷みやすいです。長期保存するのは難しいので、1週間以内を目安に食べ切ることをおすすめします。
じゃがいもは冷凍保存に向かない?
生のじゃがいもは、可食部の8割ほどが水分です。※ そのまま冷凍すると、解凍する際に水分が抜けてスカスカになってしまい、風味や食感が損なわれてしまいます。
そのため、基本的には冷凍保存に向きません。冷凍自体はできますが、冷凍保存でおいしさをキープするには、何らかの工夫が必須です。
また、じゃがいもには食中毒の原因となる天然の毒素が含まれています。保存する前に、芽が伸びていないか、皮が変色していないか、傷ついていないかなども、必ず確認しておきましょう。
じゃがいものおいしい冷凍方法
前述のとおり、じゃがいもは常温保存または野菜室で冷蔵保存するのが基本です。しかし、芽が出てしまうなど、鮮度を保つのが難しい野菜でもあります。
安全に長持ちさせたい時は、冷凍保存を行いましょう。上手な方法を知っておけば、じゃがいものおいしさを保ったまま、長期間保存できるようになります。
加熱してから冷凍するのがおすすめ
じゃがいもを冷凍する際は、事前に加熱しておきましょう。冷凍前に火を通しておくことで、食感を保ちやすくなります。
じゃがいもを加熱して保存する手順
1.水洗いして水気を拭き取ったら、じゃがいもの芽を取り除く
2.鍋で茹でるか電子レンジで蒸して、じゃがいもを加熱する
3.水気をしっかりと拭き取ったら粗熱を取る
4.重ならないように小分けにして保存容器に入れ冷凍する
加熱してから少し小さめに切っておくと、凍ったままの状態ですぐに料理に使えます。
マッシュポテトにするのも便利
コロッケなどに使いたい場合は、食感の変化が気になりにくいマッシュポテトにしてから保存すると便利です。解凍後に潰すひと手間を省けるので、料理の時短にもつながります。
加熱した後は、温かいうちにじゃがいもを潰して、粗熱が取れたら凍らせましょう。この時、バターや牛乳などを混ぜてマッシュすると、解凍後も滑らかな食感をキープしやすくなります。
マッシュポテトにしてから冷凍したじゃがいもは、2~3週間ほど保存可能です。
生のまま冷凍したいときはカットするのがコツ
生のままでも、じゃがいもを冷凍すること自体はできます。
ただし、どうしても舌触りは悪くなってしまうため、基本的には加熱してから冷凍すると良いでしょう。生のまま冷凍したい時は、小さくカットすることがポイントです。
生のまま冷凍する場合の手順
1.じゃがいもを洗い、芽を取り除く
2.できるだけ細めにカットする
3.水にさらしてアク抜きした後に、しっかり水気を拭き取る
4.重ならないように1食分ずつ小分けにして、保存容器に入れて保存する
カットせずに丸ごと保存したい時は、ひとつずつラップで包んでから、空気に触れないように密閉できる保存容器に入れて冷凍しましょう。
また、温度変化が少ない冷凍庫の奥にしまっておくのもポイントです。
おいしく食べるには解凍方法も重要
冷凍したじゃがいもをおいしく食べるには、解凍方法もポイントです。自然解凍などは行わず、そのまま火を通すと食感の変化を抑えやすくなります。
火が通りやすいので、ポトフやシチュー、肉じゃが、カレーといった煮物・スープ料理に使うと良いでしょう。フライドポテトにすることもできます。
マッシュにして冷凍したじゃがいもは、そのままポテトサラダにしたり、グラタンに使ったりするのがおすすめです。
悪くなったじゃがいもには要注意
適切に保存できていないと、じゃがいもは次第に傷んでしまいます。触ると柔らかい、汁が出ている、変なにおいがするといったじゃがいもを食べるのは避けましょう。
また、じゃがいもの皮が緑色に変色している場合は、ソラニンやチャコニンといった毒素が多く含まれています。食中毒の恐れがあるため、毒素が多く含まれている部分をしっかり取り除くことが大切です。
皮が変色しているじゃがいもは、緑色の部分がなくなるまで厚く皮をむいてから食べてください。実の部分も、緑色に変色している部分はしっかりと取り除くことが重要です。
じゃがいもの保存にはiwakiの保存容器を活用しよう
iwakiの保存容器は、全て耐熱ガラス製です。冷凍や冷蔵したじゃがいもの保存に活用すれば、そのまま電子レンジやオーブンで加熱できるので、容器を何個も用意する必要がありません。
ここからは、冷凍保存に活用できるiwakiの保存容器をご紹介します。
パック&レンジ
食器や調理器具としても使いやすい保存容器です。
フタをしたまま電子レンジ調理を行うことができます。フタを外せばオーブン加熱も可能なので、何個も器を用意する必要がありません
また、容量1Lの深型タイプは、たくさんのじゃがいもを保存する際にも便利です。
パック&レンジ(Shinzi Katohシリーズ)
容器の側面に、デザイナーのシンジカトウのデザインがあしらわれているパック&レンジです。おしゃれでかわいらしいデザインが、食卓の雰囲気を明るく彩ります。
NEW パック&レンジ
パック&レンジとフタのデザインが異なり、フタの開閉がソフトな仕様となっています。
フタと本体は食洗機で洗うことができるので、洗い物の手間がかかりません。におい移りや変色が少ないのも魅力です。
密閉パック&レンジ
フタのバルブを押して簡単に密閉できる、密閉性に優れた保存容器です。においや液が漏れにくいので、煮物やにおいの強い料理の保存にも適しています。
また、フタをしたまま電子レンジ調理が行えるのも魅力です。
密閉パック&レンジ(幅広)
シリコン製のパッキンで、高い密閉度を保てる密閉容器です。フタについたバルブを押すだけで、簡単に密閉できます。
パックぼうる
フタがついていて、冷蔵庫や冷凍庫内で重ねて収納できるのが魅力のボウルです。使わない時は、サイズ違いのパックぼうるを入れ子にしてしまうことができます。
マッシュポテト作りなどに使いやすい点もポイントです。
じゃがいもは冷凍して賢く保存しよう
ジャガイモは一般的には冷凍保存に向かない食材です。しかし、加熱して小さくカットたり、マッシュしたりすれば、おいしく長持ちさせることができます。
ご紹介したコツを参考に、じゃがいもの冷凍保存を活用してみてはいかがでしょうか。
じゃがいもは、基本的には日持ちしやすい野菜のひとつです。
しかし、いつの間にかたくさんの芽が出ていて、食べられなくなってしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
また、じゃがいもは冷凍保存に向かない食材とよくいわれます。長持ちさせるためには、どのように保存すれば良いのでしょうか。
ここでは、じゃがいもの正しい保存方法についてご紹介します。