紹介商品
目次
さつまいもは冷凍できる?
さつまいもの主な産地は、鹿児島県などの温暖な地域です。寒さが苦手な野菜なので、冷蔵庫に入れておくとすぐに傷んでしまいます。
そのため、新聞紙やキッチンペーパーに包んで常温保存するのが基本になりますが、気温が高すぎると発芽してしまうなど、管理が難しい食材でもあります。
気温や湿度を気にすることなく、さつまいもを保存したいという方は、冷凍保存を試してみてはいかがでしょうか。温度が安定している冷凍庫を活用すれば、さつまいもを簡単に長期間保存できます。また、冷凍方法次第では調理の時短につながるのもメリットです。
さつまいもを冷凍保存する方法
さつまいもの冷凍保存は、料理に合わせて複数の方法を使い分けるのがおすすめです。ここでは、さつまいもを冷凍保存する方法として、生のまま、茹でてから、焼いてからの3パターンをご紹介します。
いずれの方法でも2~3週間程度は保存可能なので、使い方に応じて冷凍方法を選んでみてください。
生のまま冷凍する
解凍後の使い道が特に決まっていない時は、生のまま冷凍するのがおすすめです。火を通さずにさつまいもを冷凍することで、煮崩れしにくくなる効果が期待できます。
煮物なら輪切り、みそ汁ならいちょう切り、芋けんぴならスティック状など、料理に合わせて切り方を変えておくと、取り出してすぐに使えるので便利です。
生のまま冷凍する手順
1.さつまいもを水洗いして汚れを落とす
2.いちょう切りや輪切りなど、料理で使いやすい大きさにカットする
3.10分ほど水にさらしてアク抜きを行う
4.キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
5.さつまいもが重ならないように保存容器に入れて冷凍する
茹でてから冷凍する
解凍してすぐに炒め物などの料理に使いたい場合は、あらかじめ茹でてから冷凍すると良いでしょう。料理に使おうと茹でたり、電子レンジで加熱したりしたものの、使い切れずに余ってしまったさつまいもも、同じ方法で保存できます。
茹でてから冷凍する手順
1.さつまいもの皮を洗い、使いやすい大きさに切る
2.10分ほど水にさらしてアク抜きを行う
3.竹串が通るくらいの柔らかさになるまで煮るか、電子レンジで加熱する
4.火が通ったさつまいもを取り出して、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
5.粗熱を取り、重ならないように保存容器に入れて冷凍する
茹でたさつまいもを熱いうちに潰して、マッシュ状にしてから冷凍するのもおすすめです。子どもの離乳食や付け合わせとして使うことができます。
マッシュしたさつまいもを冷凍する場合は、なるべく平らになるように容器に入れるのがポイントです。
焼いてから冷凍する
解凍後にそのままさつまいもを食べたい時は、焼いた状態で保存すると便利です。十分に冷ましておけば、焼き芋をそのまま冷凍保存することもできます。
焼いて冷凍する手順
1.使いやすい大きさにさつまいもを切り、水にさらしてアク抜きする
2.水気を拭き取ったら、焼き色がつくまでフライパンなどで焼く
3.粗熱が取れたらラップで包む
4.保存容器に入れて冷凍する
よりおいしく食べるために知っておきたい解凍のコツ
冷凍したさつまいもをおいしく食べるには、上手に解凍する必要があります。冷凍さつまいもを解凍するコツは、以下のとおりです。
生のまま冷凍したさつまいも
生の冷凍したさつまいもは、変色を防ぐために、解凍せずにそのまま加熱調理するのが基本です。
輪切りなら煮物、いちょう切りならみそ汁やさつまいもご飯など、冷凍前の切り方に合わせて調理しましょう。
また、スティック状に切ったさつまいもを凍ったまま揚げて、大学芋や芋けんぴにするのもおすすめです。
茹でてから冷凍したさつまいも
茹でてから冷凍したさつまいもは、冷蔵庫に移して自然解凍するのが、おいしく食べるコツです。
電子レンジで温めて解凍することもできますが、水分が抜けてパサパサした食感になってしまいます。時間がなく自然解凍が難しい時は、電子レンジを使うのは控えた方が良いでしょう。
解凍したさつまいもは、炒め物などに使うとおいしく食べられます。マッシュしてから冷凍したさつまいもは、ポタージュやスイートポテトにするのもおすすめです。
焼いてから冷凍したさつまいも
焼き芋にして冷凍したさつまいもは、電子レンジで軽く温め直すだけで食べられます。具体的な加熱時間は焼き芋の大きさや切り方によって異なるため、様子を見ながら調整してください。
また、常温に数分置いて、半解凍になった焼き芋をそのまま食べるのもおすすめです。普段のホクホクした食感とは異なり、アイスのようにしっとりした味わいを楽しめます。
丸ごと1本なら常温保存もおすすめ
カットされていない丸ごと1本のさつまいもは、季節によっては常温保存することができます。保存状態によっては、常温でも1カ月以上の長期保存が可能です。
さつまいもは過度な水分に弱いため、乾燥させてから保存するようにします。土がついている場合も水洗いするのではなく、手で汚れを払う程度にとどめましょう。空気に触れるのを防ぐために、新聞紙やキッチンペーパーで包んでから、直射日光が当たらない冷暗所に保存することもポイントです。
ただし、気温が高い時期にさつまいもを常温保存すると、傷んだり、芽が出たりする恐れがあります。夏場は冷凍するか、新聞紙に包んだ状態で冷蔵庫の野菜室や、冷風が当たりにくいドアポケットに入れて保存することをおすすめします。
さつまいもの冷凍保存に使えるiwakiの冷凍保存容器
iwakiが販売している保存容器は、さつまいもを冷凍保存する際にも活用できます。本体は耐熱ガラス製で電子レンジにかけられるため、冷凍庫から取り出したさつまいもをそのまま解凍できて便利です。
パック&レンジ
保存容器だけでなく、食器や調理道具としても活用できるアイテムです。フタをしたまま電子レンジにかけられ、フタを外せばオーブン加熱にも対応。冷凍庫から出したさつまいもをそのまま温められて便利です。
また、深さがある深型タイプは、汁が多い煮物などを入れる器としても活用できます。
パック&レンジ(Shinzi Katohシリーズ)
デザイナーであるシンジカトウのデザインした柄がかわいらしいパック&レンジです。通常のパック&レンジと同様に使うことができます。
NEWパック&レンジ
パック&レンジとフタのデザインが異なり、フタの開閉がソフトな仕様となっています。本体とフタを食洗機で洗えるので、いつでも清潔な保存容器を使うことができます。におい移りや変色の恐れが少ないのも魅力です。
密閉パック&レンジ
フタについたバルブで簡単に密閉できる、密閉性に優れた保存容器です。においや液が漏れにくいため、さつまいもの煮物などの保存にも適しています。フタとパッキンは一体になっているので、洗う時に取り外す必要がありません。
密閉パック&レンジ(幅広)
シリコン製のパッキンで、高い密閉度を保てる密閉容器です。フタについたバルブを押すだけで密閉できます。
パックぼうる
フタがついていて、ラップなしでも食材を保存できるボウルです。重ねて収納できるので、冷凍庫や冷蔵庫内のスペースを無駄なく活用できます。
また、アク抜きなどの際にも使用できて便利です。
冷凍保存でさつまいものおいしさを保とう
さつまいもは常温保存できる食材ですが、適切な温度に保ち続ける必要があるなど、時期によっては保存の難度が上がります。傷んだり、発芽したりして、食べられなくなってしまうこともあるでしょう。
さつまいもを手軽に長持ちさせたい時は、冷凍保存するのがおすすめです。あらかじめ切ったり、火を通したりといった下ごしらえをしておけば、料理の時短につなげることもできます。
冷凍保存を活用して、さつまいもを上手に使い切りましょう。
秋の味覚の代表格でもある「さつまいも」。新聞紙などに包んで常温保存するイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、より簡単に保存したい場合は、常温ではなく冷凍庫に入れて保存するのがおすすめです。
ここでは、さつまいもを冷凍保存する方法や解凍方法、さつまいもの冷凍にも便利に使えるiwakiの冷凍保存容器についてご紹介します。