暑い夏に食べたい夏野菜。代表的な種類のおいしい食べ方や保存のポイント

・太さが均一
・表面の緑色が濃い
・全体にツヤとハリがある
・表面のイボがゴツゴツと尖っている

曲がっていても味には影響がないため、形状よりも色ツヤを確認するのがポイントです。

キッチンペーパーや新聞紙などで1本ずつ包んだら、立てた状態にして野菜室で冷蔵しましょう。冷蔵の場合、保存期間は10日程度です。

長持ちさせたい場合は、冷凍するのもおすすめです。塩もみして水気を抜いたきゅうりをラップで包み、保存容器に入れて冷凍庫で冷凍保存すると、保存期間を1ヶ月程度は延ばせます。
1本丸ごと冷凍することもできますが、使いやすい大きさに切っておくと、解凍してすぐ料理に使えて便利です。

※1 出典：文部科学省「日本食品標準成分表2020年版（八訂）」より
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

・持ったときにずっしりと重みがある
・全体にハリがある
・イボの大きさが揃っている

新鮮なゴーヤーほど、苦みは強くなります。緑色が薄く、イボが大きいものは苦みが弱いとされているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

縦半分に切ってからワタと種を取り除き、ラップで全体を包んだら、切り口が下を向くように冷蔵庫の野菜室に入れます。切り口をキッチンペーパーで覆うのもポイントです。ワタと種を取り除いておけば、10日ほど保存できます。

冷凍する場合は、使いやすい薄さに切って水にさらしてから、保存容器に入れて冷凍庫にしまいましょう。保存期間の目安は1ヶ月ほどです。
冷凍前に下茹でや塩もみを行うと、苦みを抑えられます。

・皮付きの場合：全体がふっくらしていて、ヒゲが多く、先端が茶色になっている
・皮なしの場合：粒が隙間なく詰まっている

トウモロコシは、収穫直後から鮮度が落ちていくといわれています。購入後はすぐに茹でて、ラップに包んで冷蔵するのがポイントです。冷蔵庫で1週間程度は保存できます。

冷凍は生のままでも行えますが、鮮度や食感を保ちたい場合は茹でてから冷凍するのがおすすめです。少し固めに茹でたら水気を拭き取り、ラップで包んだものを保存容器に入れて冷凍しましょう。冷凍の場合、保存期間は1ヶ月ほどです。
用途が決まっている場合は、輪切りにしたり、実だけ外したりしてから冷凍すると、解凍後すぐに使えます。

・色ムラがなく、全体が真っ赤に熟している
・ヘタの緑色が濃い
・持つとずっしりとした重みを感じる

緑色の部分がある場合は、常温に置いておくと熟成が進んで赤くなります。

1個ずつキッチンペーパーで包んだら、ヘタを下にして野菜室に保存しましょう。冷蔵の場合、保存期間の目安は1週間ほどです。

長期間保存したい場合は、冷凍することをおすすめします。丸ごと保存容器に入れるか、適当な大きさに切ってから保存容器に入れて冷凍することで、1ヶ月程度まで保存期間を延ばせます。
冷凍すると皮をむきやすくなるので、調理の時短につながる点もメリットです。

・ヘタの切り口が緑色をしている
・皮の色が濃くなめらかで、ぴんと張っている

なすは、空気に触れるとしなびるのが早くなります。ラップに包んで、空気に触れるのを防いでから、冷蔵庫や冷暗所に保存しましょう。保存できる期間の目安は、10日ほどです。

長持ちさせたい方は、冷凍保存を活用するのがおすすめです。使いやすい大きさに切り、水気を取ってから保存容器に入れて冷凍してください。冷凍の場合、保存期間の目安は1ヶ月ほどになります。
また、加熱調理を済ませたなすを冷凍することもできます。

・大きすぎず、全体の太さが均一
・皮が硬くなっておらず、ツヤとハリがある

水分が抜けると味が落ちやすいので、ラップやキッチンペーパーに包んで、野菜室で保存するのが基本です。
冷凍する場合は、使いやすい大きさに切ったものを、保存容器に入れて保存します。冷凍庫に入れる前に、水気をしっかりと拭き取るのがポイントです。
冷蔵で4～5日間、冷凍で3週間ほど保存することができます。

・ヘタの切り口がみずみずしい
・表面が濃い緑色で、光沢がある
・肉厚で、手に持った際に重みを感じられる

夏場は冷蔵庫、寒い季節は冷暗所に保存するのが基本です。水分に弱いため、表面の水気をしっかり拭き取ってからキッチンペーパーで包んで、ポリ袋に入れておきましょう。
切ってから冷蔵する場合は、ワタと種を取り除いた後に、ラップでしっかり包んでください。丸ごと保存する場合は3週間ほど、切った場合は3日ほどが保存期間の目安です。

冷凍する際は、丸ごと保存容器に入れるだけでも問題ありませんが、使いやすい大きさに切っておくと、解凍後すぐに使えて便利です。冷凍した場合は、1ヶ月ほど保存できます。

・葉がみずみずしく、ツヤとハリがある
・巻きがふんわりとしていて、持った時に軽さがある
・芯の切り口が変色していない

水分が抜けると、レタスの鮮度が落ちてしまいます。丸ごと冷蔵する場合は、芯の部分に小麦粉をまぶしてからポリ袋に入れ、芯の部分を下にした状態で、野菜室で保存しましょう。
芯に爪楊枝を数本刺す方法でも、鮮度を保つことができます。いずれの場合も、保存期間は2週間程度です。

冷凍を行いたい場合は、適当な大きさにちぎってから水気を拭き取り、保存容器に入れて冷凍します。冷凍したものは食感が悪くなるので、加熱調理に使うのがおすすめです。
冷凍した場合の保存期間の目安は1ヶ月ほどです。

・さやと茎のつなぎ目が変色していない
・豆がふっくらしている

さやだけの状態で売られていることもありますが、枝から切り離されると味が落ちやすいとされています。枝付きを選ぶのがおすすめです。

冷蔵する際は、茹でた枝豆の熱を冷まして、水気を拭き取ってから野菜室に入れましょう。
冷凍の場合は生のままでも問題ありませんが、事前に茹でておくと解凍するだけで食べられて便利です。少し固めに茹でて、しっかりと水気を切ってから冷凍庫に入れてください。
冷蔵だと2日程度、冷凍だと1ヶ月程度おいしく保存できます。

夏野菜には、みずみずしく、生のままでも加熱してもおいしく食べられる野菜が多いです。上手に活用できれば、料理のレパートリーを増やすことにもつながります。
旬の夏野菜をおいしくいただいて、夏を元気に乗り切りましょう。